ep19 兄さんの機体
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わず、デュナメスに背を向けて歩き出す。
世界はいまだ戦いを止められない。だが、誰かが痛みを抱えることになっても、人類は戦いを終わらせる必要がある。全員がそう意識しなければ、この時代は変わらないままだろう。
ーー痛みを受けるのは俺たちで良い。俺はソレスタルビーイングのガンダムマイスターとして、矛盾の中で狙い撃つまでだ。
無人島の空は水色に似た青に染まっていて、とても戦争の空気を感じられない。ロックオンはその色に想い人を重ね、目を瞑った。
彼女にも、戦争のない世界を見せたかった。それは叶わないが、そういう世界を目指すことはこの先できる。ロックオンは改めて自分の戦いを再確認し、コンテナの待機室に向かった。
終
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