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ラピス、母よりも強く愛して
18ホシノ・アキト、アキト・レイナード、スバル・アキト、アキト・キンジョウ、ホウメイ・アキト、ハルカ・アキト
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てを捧げるような生活を送る羽目になる。
 もしそれが全部同一人物で、自分を援助してくれた恩人がアキト・レイナード一人だと知れば、メグミ・レイナードはタヒぬ。
 今までの対価が、心と身体と残りの人生全てを捧げる程度では到底足りず、自ら毎日毎晩、夜のお勤めから朝、昼もお勤めしてご奉仕、セックス人形で毎年毎年お腹が開いていればアキト様の子供を詰め込んでもらい、子供を生み続けて「ご主人様、御用を申し付けて下さい、お願いっ、お願いします〜〜」と縋り付いて、狂った表情で恩人に恩を返し続ける人生が開始される。

 さらにアキトと似たような境遇に追い込まれた少女も、親戚をたらい回しにされている間に「ネルガル児童育英基金」の募集を見て、成績優秀者はネルガル学園に入所できて衣食住冷暖房完全完備、手当まで出て将来はネルガルに就職できるアフターサービスも有り、野望に歪んだ顔をしながら早速応募して主席入学も確実、と思った所で別人が主席、さらにネルガルの一族、アカツキが次席、自分は三番目という屈辱を味合わされ、入学早々遅刻しそうになった所で、曲がり角で主席の男と衝突、さらに門を乗り越えようとした所で下着まで見られて「イチゴパンツちゃん」などとあだ名を付けられて「あんな奴大っ嫌い! イーーだっ!」という中学一年生時代を送り、成績でも論文でもスポーツでも、何をやっても勝てない相手が嫌いで嫌いで仕方なかったのに、アカツキ様に近寄る度にその男とも出会ってしまい、オリエンテーションで転落して怪我をした時はお姫様抱っこで助けられてしまったり、特殊な血液型の自分に適合するのが嫌な男の血液だけだったり、雪山で迷子にさせられ、助けに来た男と二人っきりで遭難した時は山小屋で身体を温め合ったり、臨海学校では何かに足を掴まれたまま離岸流に流されて「柄杓貸せ〜〜」と海に引きずり込まれて、水泳も得意なはずの少女が溺れてしまい、また「嫌な男」に救われて近くのボートを寄せる桟橋に担ぎ上げられ、砂浜から見ている全校生徒が見守る中で水着一枚隔てただけの心臓マッサージ、さらにチアノーゼを起こし始めていた唇にも人工呼吸を受けてしまい、命が助かっても「あんなの無効なんだからねっ、医療行為だからキスじゃないんだからねっ」と言いつつも身体の方は相手を受け入れてしまい、同じチームとして行動すると相手の有能さが分かってしまい、どんどん惹かれて行ってしまっているのにも気付かされ「私…… 恋しちゃってるよ」とつぶやいてしまうぐらい、昭和のラブコメのテンプレを全部やらされて、「私の体の中に、大好きな彼の血液がドクン、ドクンって流れてるの〜」とか「もうこの心臓の高鳴りを抑えられないっ!」みたいな思考回路に改変。
 嫌いで嫌いで嫌いで仕方なかった男が、好きで好きで好きで仕方ないほどに変わってしまい、中学の卒業式では学園の生徒全員が見守
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