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ラピス、母よりも強く愛して
15連続爆破テロリスト、イネスフレサンジュ逮捕
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はずの生き神様、姫様がもう一人おられたとは…… それにこちらのお方、我らを救った女神様に生き写しではないか?」
 その放送を傍受した木連首都でも騒動が起こっていた。亡命してきたはずのラピス親子。母親の方は姿を消したか、皇帝として君臨している人物だったのか、怖くて聞けなかった木連の文武百官も、畏れながら皇帝陛下に質問をした。
「私は二千年前から、この玉座を殆ど離れてはおらぬ、お前たちを迎えに行ったのは、今は火星にいるあの女だ」
 皇帝ラピス(赤)とは、昔製造されたラピス03で、ミ*キーモモのバッタもんから成長して、汚い人類を見続けて性格が歪みきって「サンクスフレンズ」などとは言わなくなって、機動要塞アクシズの中でハマーン様みたいな色々と拗らせた性格と外見になっていた。
 勿論、機動兵器グルメポッポを所持していて、お供のシンドブックとモチャー、ピピルもいて、四機編隊のキュベレイで出撃する。

 下知を聞いた文武百官は飛び上がって驚き「女神ラピス様」とは実在の人物で、今火星でテロリスト指定を受けて指名手配中、捕まれば必ず尋問拷問、陵辱の限りを受けて火炙りだとか公開処刑にされてしまう。
「「「「「「「「「すぐに女神様の救出をっ!!」」」」」」」」
 地球人への復讐のため、「木連の少ない資源」をと使って製造されていたボロ船。急制動や急発進すれば、自重で分解して壊れそうなボロだったが、居住区にもある既存の技術「次元歪曲断層」によって強化され、地球艦隊とも互角に戦えるはずであった。
 皇帝直轄の「優人部隊」には、ディストーションフィールドからグラビティブラストなどフル装備の艦隊、魔神、電神、鉄神が配備され、当然ブラックアキトくんの乗る機体だけは特別仕様、無限エネルギーと絶対防御が搭載されていた。

 急遽編成されて出撃して行く木連艦隊。数週間後、火星に到着した際には、上空を警備しているフクベ提督の地球艦隊と決戦が行われる。
 今回は2195年より遥かに早く、第一回火星侵攻が発令された。

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