15連続爆破テロリスト、イネスフレサンジュ逮捕
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する活動をしていた。
「へっへっへっ、お嬢ちゃん、最近の子は発育がいいなあ? どうだい? オジサンの物になれば、優しく尋問してあげるよ〜」
「ヒイッ、やめてえっ!
アイは「鬼畜米英に捕まると、輪姦されて鬼の子を産まされて、腹が空く暇が無いほど毎年誰の子か分からない子供を産まされる」「ルワンダと同じく民兵が鎌や山刀を持ってツチ族の男を見れば手足を切って虐殺し、女もレイプしてから殺す」「ユーゴなら、敵対部族を民族浄化するのに、男は全員殺し、女はレイプして子供を産ませ、たとえ子供でも男は殺して女の子もレイプして、部隊の中で性奴隷として働かされる」と教育されていたので、ボソンジャンプまで封じられた今、舌を噛んで自決しようと思ったが、脊髄に取り付けられている器具がそれを許してくれなかった。
「じゃあ、これを被って貰おうかな? 脳はグチャグチャに壊れてしまうけど、オジサンの質問には正直に答えられるようになる機械だ、残った体の方は有効に使わせてもらうよ、さあ?」
「イヤアアアアアアッ!」
悪役なので、下品なセリフを言わされている政府関係者。既に脳みそは穿り出されて別のチップが入っていて、安価に増やせて政府の情報も全部手に入るので、一から組み立てるアンドロイドとは違い、食料だけで簡単に維持できて使い捨てにもできる「人間モドキ」としてラピスに使用されていた。
青い顔をして抵抗もできないアイを乗せた地上車が走る横に、ボソンアウトして並走し始める3機のAT。こんなカテゴリーの機体が時速100キロを超える地上車を追えるはずがないが、ラムダドライバで空を飛んだり、無限エネルギーアキトくんエンジンを搭載しているので、ブラックテクノロジー満載の機動歩兵は警察の車列に割り込んで、真ん中の地上車に手を掛けた。
『止まりなさいっ、車ごと破壊するわよっ』
地上車の天井を掴んで、メキメキと剥がそうとするラピス。アキトとラピス母も前に回り込んで減速させ、車列を停止させた。
「武器を捨てろっ、このガキがどうなってもいいのかっ?」
悪役なので、アイにブラスターを突き付けて脅す政府関係者、警官が止めようとしても振りほどいて突き付ける。
「くそっ、卑怯な地球人めっ!」
救出作戦の電撃戦が不発に終わったのに気付いて、車列に向けていた武器を降ろスアキト。
『ジャンプ』
アイに突き付けられていたブラスター、手錠、脊髄に付けられていた停止器具がラピスに消された。
ボソンジャンプするまでにイメージが必要な人類とは違い、ラピス達は無詠唱で魔法を起動できるので、どこかの魔法学校の劣等生か優等生の妹より早く術式を完成させられる。
「えっ? イメージ、ジャンプッ!」
拘束具と拳銃が消えたのに気付いたアイも、政府関係者を振りほどいて、自分の定位置「お兄ちゃんの膝の上
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