15連続爆破テロリスト、イネスフレサンジュ逮捕
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たされている。
「アキトっ、やっぱりお前がっ、お前らがっ?」
「そうだっ、もう付いてくるなっ」
「「「「「「「おお〜〜〜〜っ!」」」」」」」
火星の少年少女憧れの的が、こんなに間近にいたと気付いて、感動の涙を流す子供たち。
「俺が悪かった、お前は臆病者なんかじゃないっ、俺らの英雄だっ!」
「俺も謝るっ、だから仲間に入れてくれっ!」
「俺もっ」
学校から徒歩数分のラピスの家の、「ちかひみつきち」からは、機動歩兵が3体迫り上がっていた。
降着姿勢のATにフェードインするぐらいの勢いでラピスが飛び乗り、3機目は自動操縦ではなく母が乗り込んでいた。
「すげえっ、本物だ……」
「オバサンまで…」
「緊急始動、バイラテラル角3.5、直ちに発進」
『ラジャー』
AIもどこかのアルみたいな声を出して、ラムダドライバを起動させて浮上する。
少し遅れてアキトも乗り込み、どこかの軍曹さんがサベージを起動するぐらいの速さで発進させたが、子供たちが取り付いて離れようとしない。
「俺も乗せてくれ、頼むっ」
「「「「「俺も」」」」」
「バカ、これは一人乗りだっ、帰ったらいくらでも乗せてやるから今は離れろっ」
「あ、ああっ」
『道を開けなさいっ、踏み潰すわよっ』
「おいっ、はなれろ〜〜っ」
何やら湯気とか蒸気を吐いて加速するラピスのAT、多分、女の子の霊力でないと起動しない霊子甲冑で、隊長さんだけは男でも起動させられるらしい。
「ジャンプ!」
道路を走って加速してから、搭載されているCCを起動して、ボソンジャンプで消えたラピス。
「行け〜〜、アキトッ、イネスを取り戻してこいっ!」
「「ジャンプ!」」
続いてアキトとラピス母も加速しながらジャンプして消え、アイが連れ去られている政府庁舎方面に飛んだ。
「すっげえっ! あれがボソンジャンプだっ!」
「政府軍が追えないはずだぜっ」
ここまでのシナリオでアキトの悪評は絶たれ、英雄扱いになった。
そこで測ったように警察車両も到着して、連続爆破テロリスト、イネス・フレサンジュの現住所に対して家宅捜索が行われ「KEEP OUT」の黄色いテープが張られて子供たちは尋問されたり追い出されたりした。
「俺は何もしゃべらねえぞっ、仲間を売ってたまるもんかっ?」
既に仲間気取りの子供も追い払われ、子供が何も知らないのを知っている警官型のアンドロイドも、テンカワ家と監視小屋を子供が荒らさないように立ち入り禁止にした。
もちろんアキトやアイの部屋を荒らすなど許されず、保存されているエロ写真、エロ動画も没収されず、監視小屋にあるオモイカネ型人工知能だとか、ラピス(母、娘)の所持品や下着、今までの行為を撮影したエロ動画なども、触れることすら許されず。アンドロイドの警官たちが逆に保全
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