14僕の学校も戦場だった
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、行動予定の傍受、反政府軍との連動。ラピス、アイちゃんを連れてのチームとして、1小隊3機のATを運用して破壊活動を行う計画性と指揮能力、補給、補充、味方を見付ける能力、増やす能力、反政府組織を運営する細胞を作り、別の細胞を潰されないよう、情報が漏洩しても組織全てが崩壊しないよう、あらゆる知識をラピスの母から教えられ、アイと共に砂漠が水を吸い込むように吸収していった。
過去の失策や失敗により、アイとアキトは数十回死亡しているはずで、政府軍に包囲されて殲滅されていたはずだが「何故か」無能な指揮官や政府軍の失敗によって助かり、経験値を積んでやり直し、ラピス、ラピスの母にも救われ、反政府組織側の損耗を全く気にしない運用によって、毎回危機を乗り越えて生き残っていた。
この頃、アイちゃん専用アキト、アキトフレサンジュはテンカワ家にアイと一緒に住み、アイも「ラピス、貴方の父親はアキトくんと同じ…(以下略)」の小芝居を見せられてから、今も将来もアキトの伴侶となる女は自分だと信じ切っていた。
オリジナルのアキトはラピスと暮らし、女とオカズには何不自由無い生活をして「親子丼」「4P」なども楽しめる身分だったが、食糧配給が減ったという「設定」の中で生きているので、高級食材とは無縁の生活をして、マズい合成食料をどうすれば美味しく食べられるのかも研究していた。
「はい、アキト、あ〜〜ん」
「あ… あ〜ん」
四人揃っての楽しい?食事、アイには料理の才能は一切無く、普通に食える合成食料まで食べられない物に変える「パンを石に変える魔法」を覚えてしまったので調理担当からは外された。
「お兄ちゃん、あ〜ん?」
「あ…… あ〜ん」
左右両側からナイフやフォークを突きつけられ、毎日修羅場を潜らされて、ヤンデレーな目で睨まれながら食事をする。
もちろん自分の手で食事するような自由は存在しなかった。
ここでもアイの記憶だけは弄られ、テンカワ家で夜に一緒に寝るのは自分。
もしラピスの家で誰かと同衾しているアキトを見ても、認識できないように規制が加えられていた。
「アキト、今日は誰と「寝る」の? ラピス? アイ? それともわ・た・し?」
オネショタからマザコンプレイまで可能な相手に擦り寄られ、アイのヤンデレーな瞳に怒りの炎が宿るのを確認した。
日常の呼び方がママなので、その時も必ず「ママーーッ!」になるので結構マザーファァッカーな野郎になったアキト。
自分と血縁は無い年齢違いの同一人物、同一存在と結ばれているので、遺伝的、戸籍的には問題が無いはずだが、一名だけ保護者であるはずの女が、養育している「児童」に対してわいせつ行為をしているので、法的には問題があった。
しかし、この世界の支配者が認めているので、逮捕拘束できる人物は存在せず、法律より上の
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ