10ユリカ引っ越し
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もやる予定らしい。
「おれは、これをやるよ」
「えっ?これって、アキトのたからものでしょ」
ゲキ・ガンガー人形を渡され、驚くユリカ。
「いいんだよ、おれには」
そう言って、後ろの二人を見るアキト。
(ああっ! アキトが私の方を見てる、それはゲキガンガー人形が無くなっても、私がいるからいいって事なのね? そうよ、ついに私はあの人形に勝ったんだわっ! でももし「今日から、お前が俺の人形だ、さあ、どんなギミックが付いてるのか、調べさせて貰おうか」な〜んて言われて、パンツまで脱がされて全部調べられちゃったりしたら…… ヒィイイイイイ!!)
早速壊れちゃった一名以外にも。
(お、おにいちゃん、あたしたちをみてる…… もうあたしで「おいしゃさんごっこ」するから、あのにんぎょういらないんだ(///)。だったらこんどは「おちゅうしゃ」されちゃうかもしれないっ、い、いいもん、いたくっても、おにいちゃんがよかったら、がまんするもん!)
以上、8歳の子供の妄想だったが、きっとアイちゃんを預かっている「養母」の教育が非常に悪かったに違いない。
そしていつも通り。
(再生)「いいんだよ、俺には(ラピスって言う「玩具」があるからな、今日からはあいつを「いじくり回して」遊ぶ事にするよ、もうゲキガンガーなんて、おもらし女のユリカと一緒にお払い箱さ(ラピスが妄想している為)、さあ、今度のおもちゃは、どんな声で鳴くんだい?)」
「「「「「「「「あ、あああああっ!こんなっ、こんな声なのぉおお!違うのぉ…… でもこれは「おもらし」じゃないのぉおおっ!」」」」」」」」
早速下着を脱いで、始めちゃう(何を?)大きなラピス達。
ギャラリーがイっちゃってる間に、ゲキ・ガンガー人形を受け取り、手と手が触れ合って、優しい目で見つめ合う二人。
「やっぱりアキトは……」
しかし、アキトの後ろでは、現世に戻って来てユリカを睨む鬼女が立っていたので慌てて離れる。
、もし続けて「わたしのことが好きっ!」などと言っていたら、またどこか知らない場所に飛ばされて、泣きながら警察署を探すはめになる。
もうこの頃のユリカは、近所でも有名な家出娘になっていたので、カードキャプターの最終回のような、ロマンチックな別れには成りえなかった。
「元気でね、ユリカさん」
冷気が漂って来そうな声で囁かれ、背中に冷たい物が伝う。
「うん」
既に泣いているユリカだが、これは悲しみの涙では無く、やっとラピスから開放される、喜びの涙だった。
「なくなよ、またあえるさ」
ユリカ的には、アキトはともかく、ラピスとは一生会いたくなかった。
「休みになったら、ジャンプで地球まで行きましょうか?」
「え? ちきゅうまでいけるの、すごいや!」
単純に喜ぶアキトだったが、ユリ
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