09学校
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しかし、見えない壁にぶつかり、跳ね返される少女。
「な…」
「うふふっ、あなた「こんじょう」があるのね、「かえったらぜったい、ふくしゅうしてやる」っておもってるでしょ」
アイちゃんのCCが入った魔法?のペンダントは、便利な機能が満載で、きっとカードなんかをキャプターする人になったり、おジャ魔女とかプリキュアに変身もできるらしい。
「ちがう、そんな…」
言いよどむ少女にキッパリと言い放つ。
「これもおねえちゃんが言ってた「服従しないあいては、かならずころしておきなさい」って「なさけをかけて、あとで復讐されたとき、こうかいしてもおそい」って」
記憶力が良いのか、骨の髄まで叩き込まれたのか、難しい単語を淀みなく並べるょうじょ。
「ころしなさい」
周りの4人に視線を向け、服従しない相手を指差しながら命令する。
「えっ?そんな」
「できないよ〜」
「じゃあ、みんなもしぬ?(ニッコリ)」
「「「「ヒイイッ!」」」」
「これもてっそくだって「しゃべられるまえに、きょうはんしゃにしておけ」それと「しにんにくちなし」よ」
4人は残った水を飲み干すと、ゆっくりと少女に近付いていった。
「やめろ、くるんじゃねえ!」
ゾンビのように群がって来る4人に恐れをなし、後ずさっていく少女。
「くそおっ」
さっきまで自分の手下だった少女達が向かって来る、そこで取り囲まれる前に、右端のそこそこ出来そうな奴に突っ込んで行った。
「うおおおっ!」
「ギャッ!」
まず一人をハイキックの一撃で倒し、掴みかかって来た二人目にカウンターを喰らわせた。
「うふっ、なかなかつよいのね」
まるで宴会芸でも見るように、座って脚をバタつかせ、楽しんでいる悪魔の妹。
「はああっ!」
その間に蹴りと掌底で、さっきまでの仲間を始末していく少女。
「ひっ! ヒイイッ!」
3人目が倒された所で、パシリの少女は桁外れな戦闘力の前に降参した。
「おいっ、俺があいつをたおすから、よこからきをひいてろ」
「できないよ〜〜」
「チッ」
「うふっ、じゃあ「タイマン」ってことね」
服がはみ出した岩から降り、構えを取るアイちゃん。ジリジリと距離を詰めて、空手か何かの構えを取る相手にも動じず、コマンドサンボなどなどで鍛え上げられた肉体に物を言わせる。
「おまえとは、こころざしがちがうっ!」
ハイキックをかわし、足を払って倒した所に、アイちゃんの掌底が決まった。
「ゲフゥッ!」
打ちのめされた少女は、無い胃液を吐いて陥落した。
「お友達と一緒に埋めてあげるね」
かつて、ラピスやアイちゃんをハイエースしようとして埋められた大人。イジメようとして行方不明になった少女。この少女もそこに仲間入りしようとしていた。
紋様を光らせながら、悪魔
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