第六千七百八十三話 合唱団の聖歌
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第六千七百八十三話 合唱団の聖歌
プロイセンが呼んだ合唱団の人達の聖歌は枢軸国の面々にとって最高のクリスマスプレゼントでした、それで日本は言いました。
「最高のクリスマスですね」
「おう、そう言ってくれるか」
「はい、素晴らしい歌でした」
「いや、プロイセンの合唱団って本当にいいよね」
イタリアもにこにことして言います。
「ワーグナーとかウェーバーの歌劇で最高に映えるんだよね」
「今度ベルリンで聴いてくれよ」
得意満面で応えるプロイセンでした。
「是非な」
「そうさせてもらっていいんだ」
「ああ、イタちゃんは特にな」
「では私もです」
今度はオーストリアさんでした。
「伝統ある彼等を呼んでいますので」
「まさか」
「はい、ウィーンフィルハーモニーと」
あの世界一とさえ言われているオーケストラとです。
「ウィーン少年合唱団を呼んでいます」
「それは凄いですね」
日本もびっくりです、オーストリアさんは切り札を二つも切ってきたのですから。
第六千七百八十三話 完
2018・1・10
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