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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第12話
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リィン君……」

「だぁっはっはっはっはっ!さすがはあのヴァイスハイトに娘を”自分の女”にする事を認められた男だ!」

「ふふふ、相変わらず私達の期待を裏切りませんね。」

「ア、アハハ………」

「こっの、兄貴族が……ッ!これから”戦場”になるかもしれない場所に向かう俺達に見せつけやがって……!これだからリア充は……ッ!」

「フフ………」

リィンに頭を撫でられたアルフィンが呆けている中エリゼはジト目で二人を見つめ、レンとベルフェゴールはからかいの表情で、トワは疲れた表情で、ランドロスは豪快に笑い、リザイラは静かな笑みを浮かべてそれぞれ答えてリィンを見つめ、セレーネは苦笑し、ランディは悔しそうな表情でリィンを睨み、リィン達の様子をリアンヌ分校長は微笑ましそうに見守り

「―――はい!旦那様達の無事を信じて、旦那様達の帰りをお待ちしておりますわ!―――――ちゅ♪」

「ムッ………―――いってらっしゃいませ、兄様。――――ん……」

我に返ったアルフィンは誰もが見惚れるような笑顔を浮かべてリィンを見つめた後リィンの唇に軽い口づけをし、アルフィンの口づけを見たエリゼは頬を膨らませた後アルフィンのようにリィンに軽い口づけをし、アルフィンとエリゼの行動を見たランディやトワは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ

「は、はわわわっ!?え、えっと………1年半前よりも更に仲良くなったんだね、リィン君達……」

「畜生―――――ッ!ロイドといい、リィンといい、リア充局長やギュランドロスのオッサンといい、何で俺の周りの野郎に限ってリア充野郎が多いんだよっ!?頼むから、お前達のそのリア充力(パワー)を俺にも分けやがれ!」

「ア、アハハ………(未来のキーアさんの話だとランディさんの未来の伴侶の方はミレイユ大佐との事ですから、あの様子だとまだミレイユ大佐とはお付き合いをされていないようですわね…………というか、ワジさんも一部の層の女性達にとても人気のある方の上課長はソーニャ准将と夫婦だったとの事ですから、よく考えてみたらランディさんの仰る通り特務支援課の男性の方達はランディさんを除けば全員女性と縁がある方達ばかりでしたわね……)

我に返ったトワは頬を赤らめて慌て、ランディは悔しそうな表情で声を上げてリィンを睨み、その様子をセレーネは苦笑しながら見守っていた。

「機甲兵の運用と整備については一通り教えた通りだ。小破程度の通常整備なら何とか一人でやり切るがいい。Z・C・F(ツァイス中央工房)の誇りに賭けてな。」

同じ頃シュミット博士はティータに出発直前の指示を出した後激励の言葉をかけ

「はい………!お任せくださいっ!」

博士の言葉にティータは力強く頷いた。その後リィン達は列車に乗り込み、機甲兵やヴァリマール、そ
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