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路地裏にて
ヒロシ:「くっ!」
バッ!(腕を振り払うヒロシ)
ヒロシは路地裏に入った途端
相手の腕を振り払い、間合いをとった。
ヒロシ:「いつから気づいた!」
社員:「、、、」
無表情で佇むその社員に対し、
ヒロシは鋭い眼差しで問いかけた。
社員:「、、カントー地方出身ヒロシ。
歳は25歳」
ヒロシ:「!?」
社員:「10歳の時から
ポケモンマスターを目指し、
15年前に開催された
ポケモンリーグセキエイ大会では
ベスト8まで残るほどの実力を周囲に示し、
その後も夢を目指して旅を続ける」
ヒロシ:「!!」
(この社員、何故俺の事を!!)
社員はヒロシの経歴を当て、その後も
話を続けた。
社員:「相棒はレオンと言う名のピカチュウ。
しかし、15年前の消滅事件を境に
消息は不明。夢を閉ざされた後は
通信教育を受け、過程修了後には
自身の卓越した推理力と分析力を活かし
私立探偵事務所を営業」
ヒロシ:「なるほど、、。
こっちのみ全て調査済みって訳か、、」
社員:「現在は探偵事務所を休業し、
仲間と共にトキワシティの
スーパー、”トランセル”の地下室にて
消滅事件の真相とシルフの全貌を暴く為に
調査中。現在所持しているポケモンは、、」
ヒロシ:「待て、、その情報は
一部の人しか知らないはず、、、。
どこで手に入れたんだ!」
社員:「ふふ、、、知りたいか?」
ヒロシ:「、、、くっ!」
薄笑いを浮かべる社員を睨みつけたまま、
ヒロシは腰のモンスターボールに
手を回そうとした。
すると、、、
社員:「、、探偵であるならば、私の名前を
一度くらい聞いた事があるんじゃないかな?」
ベリッ(顔のマスクをとる社員)
ヒロシ:「!?」
シルフ社員はヒロシの前で顔のマスクを
はがした。
ヒロシ:「あなたは、、ハンサムさん!」
ハンサム:「初めましてだね。ヒロシ君」
社員の正体は、サトシが過去に
会った事のある国際警察、ハンサムだった。
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