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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
接触前 三回目のサイココ
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る。
「で、何処で介入する?」
叢雲が尋ね、俺は顔をしかめる。
地球とガミラスの最初の接触は、ガミラス側の挑発があったとはいえ、最初の攻撃は地球側である。
そのあたりは解決したほうがよさそうだった。
「ガミラスが地球と接触する前に、それとなく地球側にメッセージを送ろう。
それと、ガミラス側の電波を解析して、会話ができるようにしておけ」
メッセージに対する地球側の警戒心 100ほど要警戒 79
メッセージを察知したガミラス側の警戒心 100ほど要警戒 14
「この星の皆様へ。
私達は宇宙を旅する者で数年前から、この星系の外惑星圏にて活動しております。
私達は平和を望み、交渉を望みます」
基地から反対派側までドロイド指揮の無人コルベットで移動した上で合成音声によって送られたメッセージに、地球側は文字通り仰天した。
宇宙人の存在が実証された事もあって、地球側が天王星基地に艦隊を増派して対応しようとしていたのである。
一方こちらのやり取りをキャッチしていたガミラス側は反応はしたみたいだが、様子を見る姿勢を崩していない。
「こちらは国際連合宇宙海軍、極東方面空間戦闘群、連合宇宙艦隊、第一艦隊所属。宇宙巡洋艦所属『ムラサメ』。
貴艦の所属をお教え頂きたい」
「我々は故郷を失った流浪の民です。
名がないのは貴方がたも呼びにくいでしょう。
とりあえず、『漂流者』とでも呼んでください。
我々は貴方がたとの会話を希望します。
我々は貴方がたとの交渉にいくつかの資源や情報を提供できます」
全周囲フルオープンでの交渉は確実にガミラスの方もかんづいている。
向こうがこの会話を解読して、交渉をしてくれると助かるのだが。
双方センサーで探知できる距離に入る。
こちら一隻で、向こうは天王星艦隊全力出動である。
まぁ、シールドがあってハイパードライブがあるから逃げられると言えば逃げられるのだが。
「貴艦の目的を教えてもらいたい」
「我々はこの星の電波より会話を解析し、やっと会話ができる所まで来る事ができました。
我々が求めるのは、この外惑星圏での滞在です。
我々が次の旅を始めるまでの少しの時間、10年間ほどこの星の外惑星圏に滞在する事を許していただきたい」
交渉に対する地球側の回答 79以上で好意的 51
「その交渉に現在応じることはできない。
我々は貴艦の退去を勧告する」
その返事を聞いた俺と叢雲は互いを見つめて呆然とする。
ある意味最悪の選択肢として想定していたが、何故そこまで強気に出られるのか不思議で仕方ない。
「了解した。
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