■■SAO編 主人公:マルバ■■
二人は出会い、そして◆違うよって言わなきゃいけないのに
第二十二話 第五十六層フィールドボス攻略会議
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ことってなんなんだ……?
「そう、あなたがこのアインクラッドに閉じ込められたのは私のせい。私は今度こそあなたに謝らなきゃいけないの。ごめんね……」
フードが取られ、黒髪が宙に舞う。その顔を見て、マルバは絶句した。
「ごめんね、……お兄ちゃん」
「あお……い……?」
マルバとアイリアの視線が交錯する。
マルバがかつてシリカに言った言葉が脳内に蘇った。
――――もし彼女がまた自分のせいだって思ってるんだったら、今度こそ真正面からその目を見て、違うよって言わなきゃいけないんだ――――
今度こそ真正面からその目を見て、
違うよって、
言わなきゃ……
いけない……のに……!
気づいたら、マルバは敏捷補正に物を言わせて全力で駆け出していた。その瞳から、再び逃げるために。
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