『続:A君事件』
[8]前話 [2]次話
3月16日、朝、登校して、最近おなじみメンバーが君を連れてってくれた。と、思ったら花壇で鬼ごっこはじめて...でも、君は危ないって解ってるから、ちゃんと止まってた。えらい!!花壇は走るとこちゃうもんなぁ。
A君と一緒に前は良く意地悪してきてたF君。最近は、優しくなったんか成長したんか、善悪の判断が正しくなったんか、良く君を庇ってくれる。またA君に何かされたら守ってくれるって。頼もしい(笑)
しかも3DSの妖怪ウォッチの話で盛り上がってた。『F君レジェンド全部持ってるって!!』君はF君が優しくなったのが相当嬉しいみたい。
A君がひっかいた理由としてA君の言い分。
『〇〇君が睨んできたから』
君がA君を睨んでた理由。
『いっつもいっつも意地悪してきてムカついとるのに、やり返さずに我慢しとる!!ホンマはやり返したいのに!!』
その抑圧してる気持ちを、睨むという行為で何とか自分を保ってたんやな。
でも、そんな気持ちを上手く先生に言えんくて、先生との会話はすぐ終わったらしい。
『A君が意地悪してきます』
『それは〇〇君が睨むからです』
『...そうですか』
納得できんけど、どう言えばいいかって難しかったんやろな。ちょっと厳しめの先生やからかな?
ボール鬼の時、仲間外れにする理由。A君の言い分。
『〇〇君が鬼になったとき嫌ってヤメたり動かんかったりする』
それに対する君の言い分。
『自分が鬼なったけんってヤメるとか一切無い。』
そもそも誰かに『やろう』とか言ったり言われたりは毎回無くて、したいメンバーが、いつもの場所に集まって始めるだけ。でもA君が『〇〇入ってないよ』って言ってくるだけ。
状況は周りの女子が客観的に見てるし詳しいから、ママも女子からシッカリ話は詳しく聞いてる。A君が無駄にチョッカイかけまぁってきよんも、自分より弱いと判断した相手にしか意地悪せんことも解ってる。
A君は1年の終わりで転校することが決まってる。だから先生も仲悪いままは避けたかったんだろうな。
4時間目、先生が君に言ってきた。
『〇〇君、A君と嫌な関係で終わりたくないですよね?』
君は『はい』って言うしかなかったらしい。
『じゃあ睨まずにA君の機嫌を悪くせずに過ごして下さい』
嫌な関係で終わりたくないのは、お互いなんかもしれんけど、君が我慢を強いられるのは違うよな。ただでさえ『ぶん殴りたい位ムカつく』って毎日何回も言うてるの堪えとんやけん。
下校の時に電話鳴って話したけん君とは話す前。
だから食い違ってるとこは全部、生活ノートにシッカリ書いといた。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ