暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第5章:幽世と魔導師
第140話「覚妖怪」
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ははハハはh■■!」

「ちょ、やばいよこれ!?」

「っ、人数が足りないけど、あの時と同じように!」

「うん!」

 さすがにロストロギアである闇の書の力を、そのまま再現はできないと考え、私達は一気に行動に出る。

「“ケイジングサークル”!!」

「(まずは、邪魔な触手を撃ち落とす!)」

 ユーノ君がバインドでその場から動けないようにする。
 すかさず私が魔力弾を放ち、触手で攻撃されないように撃ち落とす。

「でりゃぁあああ!!」

 触手の攻撃の心配がなくなった所へ、アルフが攻撃に向かう。
 同時に、援護射撃をリニスさんとフェイトちゃんに任せ、私も駆ける。

「せぇええい!!」

〈“Divine slash(ディバインスラッシュ)”〉

 四層の障壁も再現しているらしく、アルフの攻撃は受け止められた。
 でも、すかさず放った私の斬撃で、まず一層目が破壊される。

「“サンダーレイジ”!」

 さらに、リニスさんが砲撃魔法を放ち、二層目を破壊する。
 そこで、私達は本来の防衛プログラムよりも障壁が弱い事に気づく。

「やっぱり、本物には及ばないねぇ!!」

「ぁァあああアアアああああアアああアアアアア!?」

「一発でダメなら……何発でもぶちこんでやるよぉ!!」

 三層目は、アルフの追撃が何回も決まった事で破壊される。

「はぁああああ!」

〈“Jet Zamber(ジェットザンバー)”〉

「ラスト!」

〈“Divine Buster(ディバインバスター)”〉

 そして、私とフェイトちゃんで最後の障壁を破壊する。
 ユーノ君が動きを抑え、交代しながら援護射撃で妨害をしたことで、あっさりと障壁を破壊しつくす事ができた。

「動きは私が止めます!今の内に魔力を溜めて下さい!」

「リニス!」

 優輝さんから貰ってあった魔力結晶を携え、リニスさんが突貫する。
 構えるは三つの魔法陣。放たれるのは三つの雷。
 三つの魔法を一気に叩き込むリニスさん最大の魔法だ。

「“三雷必殺”!!」

「ぉォぉぉォおおおおオオあああああアアアアあ!?」

「今だよなのは!フェイト!」

 三つの魔法が叩き込まれて、守護者は雷に焼き尽くされる。
 同時に、ユーノ君とアルフがバインドで身動きを封じる。

「本日二発目!……行けるよね?」

「うん…!」

「せーの!」

   ―――“Starlight Breaker(スターライトブレイカー)
   ―――“Plasma Zamber Breaker(プラズマザンバーブレイカー)

 私達の渾身の魔法が叩き込まれる。
 あの時よりも、遥かに威
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