sao編
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たことから全てが始まった。彼女の料理スキルは驚くことにレベル・マックス。そんな彼女が自分に料理を振舞ってくれるという。これを逃す手はない。
予想通り彼女の料理の腕は凄まじく、自身の舌を唸らせるには十分であった。その後夕食を終え、アスナを送ろうと彼女に提案。しかしこれを彼女は拒否。
その後彼女は自身の日課である夜道の散歩に付き合うという。見るからにビビッていたのだが彼女は自分の後を付いてきた。
何故かこのように彼女は自身と共に行動することがある時から突如増えたのだ。理由は一体何なのだろうか。
こうして始まった彼女との夜道の散歩は……
「おい、大丈夫か、アスナ?」
予想通り先程からアスナはビビりにビビッていた。彼女を気遣う晃人。
「だ…大丈夫に決まっているじゃない?」
声は弱々しく説得力は皆無のアスナ。
「いや、大丈夫じゃないだろ。」
これを晃人は一刀両断。まるで携帯のバイブレーションの如く彼女はずっと震えているのだ。
「幽霊が恐いのか?そんなもんいるわけないだろ。」
「だ…だよね、アキトくん。」
なお晃人の右腕に力強く抱き着くアスナ。言葉と言動が一致していない。
今の彼女の姿は普段の血盟騎士団の副団長としての姿から余りにも乖離していた。そんな彼女についいたずらを仕掛ける晃人。
「おい、あ…あれ…!?」
突如驚愕の声を上げ、前方を指差す晃人。
「な…何よっ!アキトくん!?」
突然の晃人の行動に驚きを隠せないアスナ。彼女は恐る恐る前方を見る。
だが前方には何もいなかった。晃人のちょっとした悪戯である。
「まあ、嘘なんだが。」
途端イイ笑顔になるアスナ。
「あ…ちょ…ちょっと待ってっ!?」
容赦なく殴られる晃人。
…………
………
……
…
その後白色のワンピースを着た少女を拾った。2人は彼女を晃人の家へと連れ帰ることにした。
そしてその少女が初めに発した第一声が……
「パパ!ママ!」
いや、どこにそう判断する要素があった?
「パパ?」
いや、俺?
「ママ?」
続けてアスナ。
「うん!パパ、ママ!!」
曇り無き笑顔でそう頷く少女。眩しすぎるほどの純粋な笑顔だ。
対するアキトの対応は……
「いや、俺たちはパパ、ママって年齢ではないし、結婚しているわけでもないから。まだ俺たちは高校生で大学生にもなってないからね。だがらパパ、ママ呼びは止めてほしい。せめてお兄さん、お姉さんで読んでくれ。」
アスナにまたしても殴られた。
いや、何故に?
その
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