第七章 C.D.の計略
輝きを超えた煌き
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った。
(光の残像!?しかも、こいつ――――!!)
メキィッ、と
静かにめり込む衝撃。
キックをしていたアギトは、アギトではなくその姿をした光の残像。
しかも見て分かる通り、その残像は質量を持つ。
言ってしまえば分身だ。
では、本体はどこに
(下・・・か!?)
否である。
アギトは常に進化する力。
アギトはキックを命中させた残像のそれをさらに飛び越え、オルタに向かって突っ込んできたのだ。
そして、その手には聖剣を握り締めて。
「グォォォォオ!?」
「ハッ――――アァア!!!」
ドシュゥッッ!!!
切り裂かれるオルタ。
ダンッッ!!と強く着地するアギト。
そして、その切り口からアギトの残像が中に侵入し、そのエネルギーを爆発させる。
「あ・・・あぁ・・・・僕の、負けか・・・・・」
カァッ―――!!
「ああ、やっと倒してくれた・・・・やっぱり、人の可能性は、世界は―――――」
ドォォォオオン!!!!
大空洞の天井が、炎に包まれる。
激しい炎の嵐を背に、アギトの輝きが収まっていき、消える頃にはすでに変身は解けていた。
仮面ライダーオルタ、消滅。
彼は彼の正義に基づき、この世界で散った。
to be continued
仮面ライダーオルタ
闇の力によって生み出された「人間」
当然変身能力あり。
オーヴァーロードの狙いは「人々の悪意に負けぬ強い存在」を作ろうとし人間の情報を吸い上げ注入、抵抗力を上げようとしたが、悪意の強さに抵抗し切れず飲まれる。
最終的に本人曰く「悪意のほうが多い(強い)じゃないか」とのこと。
使用武器はなく、徒手空拳での戦闘を行う。
フォームは特になく、アギトの金の部分が黒に、逆に他が金になっているカラーリング。
必殺技は、アギトと同じくライダーキック。
弱気な口調だった彼だが、アギトとギルスを撃退し自信をつけ、さらに悪意に染まるにつれて尊大な口ぶりになっていく。
ひたすら「悪」という存在を追い続け、ついには冬木大聖杯のアヴェンジャーへと行きつく。
それを吸い上げ、オルタはついにヴェノムフォームからアヴェンジフォームへと進化を遂げた。
「あ、あの・・・僕が悪いなら、勝って見せてください・・・」
「あれ。正しいものが残るこの世界で、僕が勝ちましたよね?」
「貴様らは勝てなかった。即ち、生き残るこの力のほうが正しいことの証明!!」
「悪は弱い」ということを証明するために倒されることを望みながら、そ
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