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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――

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を外してあげる。
なんやかんや言っても優しい奴なのかな?
リン「レンリーアリガトーー」
と言いながらどさくさに紛れてレンリに抱き着こうとしたリンだったが、
レンリ「キモいっ。」
リン「あ。」
平手打ちで落とされた。ちなみにほっぺは紅葉です。




爆笑? コントは終わり今度こそレンリが出口とやらにみんなを案内する。
ついでにガ王も…。
***
レンリの誘導でしばらく歩いていると大きな祭壇のようなものが見えてきた。
近付いて行ってみると……
アルト「なっ、なにっこのブラックホールみたいなのはっ?!」
そう、祭壇の上中央にはまるでブラックホールのような真っ黒いでも中の方はキラキラしている空間の割れ目みたいな物があった。
エド「レンリ、これは…。」
レンリ「時の狭間。」
エンヴィ「時の狭間? 聞いたことないなぁ〜。」
皆「なにそれ?」と言った表情をしている。
レンリ「エドの世界。私の世界。誰かの世界。のバランスを保っている場所。
    逆を言ったら、すべての世界を繋ぐ場所。」
と皆に説明する。そして続けて、
レンリ「これに入ったら、羽田氏の世界へ行くよ。」
と言った。
レンリの世界、それはレンリやブルースが生まれ故郷の世界「テレジア」をさす言葉である。



レンリの言葉に皆驚いている。
だが異世界に行くか、ここで死を待つか、彼らには二つに一つの選択肢しかない。
エド「この空間に入ったらお前の世界……テレジア…。」
リン「レンリ……どうしても行くのカ…?」
何か重大な事を知っていると言う感じのリンが思いつめた顔でレンリに聞く。
時の狭間を、
レンリ「当たり前だろ……やっと帰れるんだ…。
    私はやっと…兄ちゃんの願いを叶えることが出来るようになるんだ…。」
見つめ、いやこの先にいる誰かを思い浮かべながらレンリは言う。
そして祭壇の上に上がりくるりと回ってエド達一人一人の顔を見ながら、
レンリ「来るか来ないかはみんなの自由だけど、私は行くね♪
    それじゃ、バイビ〜♪」
いつものレンリどうりの別れの言葉を言った後、レンリは時の狭間絵と入って行った。
そして次にリンとエンヴィが祭壇の上に上る。


エド「リン?!」
リン「エド、俺はお前に会うずっと前からレンリを傍で守り続けるって忌めていル。
   だから、オレは行ク。今までありがとう。」
と言ってリンは狭間の中に入って行った。
エンヴィ「ここでお前らなんかと死ぬなんて嫌だね。
     それに、レンリと居た方が面白いからじゃあねおチビさん達♪」
と言ってリン後にエンヴィも時の狭間へと入って行った。
そして次にガ王がアルトを脇で抱えて祭壇に上った。
ガ王「オレとアルトさんは向こうで幸せになります!」
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