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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――

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づいてるんじゃないんだい?」
エド「そういや、グラトニーに飲まれた瞬間あの感覚何処かで…。」
シレーナとアルトもエドと同じような表情。
エンヴィ「覚えがあんだろ? あんた過去に経験してるんだから。」
この言葉を聞いてエドとシレーナとアルトは思い出した。
グラトニーにのまれた時の感覚が何に似ているのかを…。
アルト「まっ、まさか真理の扉?!」
エド「でっ、でもあそこはこんな感じじゃ無かった…。」
   真っ白い空間に扉があって…。」
エンヴィ「へぇー、本物はそんな場所なんだ?」
シレーナ「……ほん…もの…?」
震えた声でシレーナはエンヴィに聞く。


エンヴィ「グラトニーはお父様が作った心理の扉の失敗作さ。」
エド「…なんだ…と…。」
驚いているエド達に続けてエンヴィは現実、真実を言う。
エンヴィ「お父様の力をもっても作れなかった。真理の扉のできそこない。
     ここは現実と心理の狭間と言ったところか。」
エド「狭間…?」
エンヴィ「出口も出る方法もありはしない。力尽き寿命を待つだけだ。
     みんな…死を待つしかない。」
リン「出口が無いだト…。」
アルト「そんな……。」
皆驚きを隠せないでいる。ただ一人レンリを除いて…。
ここで死を待つしかないという現実を知ったエドはエンヴィにあたる。
エド「おい…おいおいおい…待てよ…。俺が死んだらアルはどうするんだよ?! 屋草即してんだよ…2人で元に戻るって!
   チクショー、扉だとか作るだとか! そもそもお父様って誰だ?! ブラットレイ大総統かっ?!」
エンヴィ「は、ブラットレイ? へっ、違うねあいつはただのホムンクルスさ。」
エド「……ッ!」
リン「やはりカ……。」
ブラットレイもホムンクルスだと知ったエドはあの質問をエンヴィにする。


エド「第五研究所。人の命を使った賢者の石。ホムンクルス。
   大総統もという事はイシュヴァール戦もお前らが……。」
エンヴィ「イシュヴァール…? あっははは♪ あれほど愉快な仕事はなかったね♪
     知ってるかい、あの内乱が起こったキッカケを?」
 イシュヴァールと聞いた途端、エンヴィの表情が一気に変わった。
エド「確か軍のしょうこうが誤ってイシュヴァールの子供を殺したって…。」
エンヴィ「そう。このエンヴィが子供を打ち殺した張本人。」
エドの怒りが頂点に達し、怒りの大噴火が始まる…。
ゆっくりエンヴィに近づいていく…。
エンヴィ「気持ちよかったねぇ〜、あれは。弾丸一発でみるみる内乱が広がって行って…いやぁ〜、本当に爽快だったよぉ〜。
     あぁ、ちなみにねこのエンヴィが化けたのはイシュヴァールの軍事介入を反対していた温厚派のしょうこう。
     そいつさぁ〜、言い訳す
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