ペルソナ3
1928話
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伸ばしているが、実際にどのくらいの長さを持つのかと言われれば……うん、正直どれくらいなんだろうな。
一度直接全部出してみなければ、その辺りは分からない。
だが、具体的にどれくらいの大きさなのかは分からないが、それでも圧倒的な質量を持っているのは分かる。
そうである以上、迂闊にそんな真似が出来ないというのも、間違いのない事実だ。
ともあれ、俺はスライムに命じてひろく、薄く広がって貰う。
36階が番人シャドウのいる場所で他の階に比べて狭いという事もあり、すぐに36階全てがスライムで覆われる。
だが……予想通り、山岸の姿はどこにもない。
桐条がこっちを確認出来ているのかいないのかは分からないが、こちらとしては切り札を切ってるんだ。出来れば、見られたくないという思いもある。
もっとも、有里達が2人ずつで探索という真似をしている以上、そっちのフォローで手一杯という可能性も高いのだが。
また、桐条のペルソナのペンテレシアは、探索も出来るが基本的には戦闘がメインだ。
現時点で探索出来るのがペンテレシアだからこそ、探索に回ってるが。
そして、エントランスから離れれば離れる程、その精度とかも落ちていくらしい。
つまり、恐らく大丈夫……だとは思うんだけどな。
ともあれ、スライムで異常がないと判断すると、そのまま空間倉庫に戻す。
そして37階に上がり、再びスライムを展開。
36階とは違い、ここからはかなりの広さを持つ。
次々に伸びていくスライムは、それこそシャドウを見つけると、問答無用で倒していく。
吸収してもいいのかもしれないが、シャドウというのは色々と特殊な存在だけに、もし吸収したら妙な反応が起きるのではないかと、そう思ってしまうのだ。
勿論実際には問題ない可能性があるのだが……
ともあれ、シャドウを倒し、宝箱を探索し、階段を見つけ……やがて37階の全てを探索するも、山岸の姿は見つからない。
宝箱は取りあえずそのままスライムに運ばせ、俺の前に集まったところで連続して開いていく。
魔法の籠もった宝石や、食べ物、飴……そんな感じの代物を纏めて空間倉庫に収納する。
うーん、これは今日桐条グループの方に渡す訳にはいかないな。
何で山岸を探している時に暢気に宝箱を探してるんだって事になりかねない。
隠している以上、まさかスライムで探索してるなんて事を言える筈もないし。
この件は、後でだな。
そう判断し、俺は影のゲートで階段の前まで移動し……38階に移動する。
そこから先も、やる事は変わらない。
スライムで探索し、シャドウは倒し、宝箱は収納する。
そんな感じで39階もクリアした。
ちなみに39階では、以前入手した魔法を反射するマジックミラーをまたもや入手する事に成功して
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