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転生とらぶる
ペルソナ3
1927話
[3/5]

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にかなり厳しい。
 ちなみにゆかりも紅茶で、順平はコーラ、有里はジュース、真田は食事の時と同じくプロテイン入りの牛乳となっている。

「さて、それでだ。……伊織や岳羽から色々と話を聞いて、今回の一件については私の方でも調べてみた。そうして分かった事は……」

 そこで一度言葉を止めた桐条は、有里の方を一瞥してから口を開く。

「山岸風花が行方不明になっている事だ」
「っ!?」

 桐条の言葉に、ジュースを飲んでいた有里が身体を強張らせる。
 まぁ、有里にとっては寝耳に水の話だろう。
 もっとも、意表を突かれたというのは俺もだったが、俺は山岸に対して特に何か強い感情を持っている訳でもないので、特にそこまで驚く必要はなかった。

「でも、桐条先輩。担任の江古田先生によると、病欠だって話でしたけど?」
「そうだな。学校の方にもそう報告されている」

 そう告げた桐条の顔には、間違いなく苛立ちがあった。
 行方不明なのに、病欠という届け出をしていたのだから、桐条の立場としては許せる事ではないだろう。
 元々桐条は正義感の強い性格だし、月光館学園は桐条グループが擁している学校だ。
 つまり、江古田は何を考えてそのような真似をしたのかは分からないが、恐らく……いや、間違いなく山岸が行方不明だと都合が悪いので虚偽の報告をしているのだろう。ああ、でも……

「山岸の両親が、外聞を気にして病欠だと江古田に連絡をしている……って可能性は?」
「いや、ない」

 断言する桐条。
 ここまで明確に断言するという事は、何らかの決定的な証拠の類でもあるのだろう。
 それをどうやって入手したのかといった事は、聞かない方がいいのだろうが。
 
「じゃあ……山岸さんは今どこにいるの?」
「……分からん。だが、アルマー達が得た情報から考えると……」

 自分の言葉に、桐条は不愉快そうな表情を浮かべる。
 まぁ、昨日聞いた情報が間違いないのなら、山岸は苛めていた連中にどうにかされたというのは、恐らく間違いない。
 それが予想出来るだけに、不愉快だったのだろう。
 もしかしたら……本当にもしかしたらだが、妙な場所に監禁されているという可能性は考えられる。
 それこそ、18禁的な意味で悲惨な目に遭っているという可能性も否定は出来ない。
 山岸を苛めていた女の1人が、全裸で放り出されていたというのもそれなら納得出来る。
 無気力症というのも、辛い体験をした為に自我を失ったとか考えれば、可能性は……いや、そもそも無気力症になっているのは他にもいるらしい。
 だとすれば、その可能性はない。
 他に考えられるとすれば……

「タルタロス?」
「は? まさか。山岸がいなくなってから、どれくらいの時間が経っていると思ってるんだ
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