三話
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前がちかちかする。頭に強い衝撃が走ると星が見えるってマジだったんだな」
「───っそガキが。そいつから殺せぇぇっ!!」
「っ。ダメ!早く逃げなさいっ!!」
私たちを助けてくれたあの子を守ろうと、一人の男に向かって体当たりをしてバランスを崩させた。
「がっ!このくそアマァッ!!」
「姫島の女ァ!死ね!」
「させねぇっての!これが余の【カイザーフェニックス】」
「「「「ぎゃああああああぁぁぁぁぁ……」」」」
「……え?」
男の子から凄い熱量のフェニックスが飛び出すと、私を殺そうとした男を中心に周りの男たちも燃えて灰になった。
その威力の高さに、みんな呆然としていた。
「さすがバーン様の技。だけど某ポップのように二本の指で引き裂かれないようにしないと……」
「な、なんなんだお前は……」
「……ん?俺の名前はライザー。よろしく。」
男の子はライザーと言うらしい。すごく悪い笑みを浮かべながら答えると、リーダーが震えながら後ずさった。
私から見ても邪悪な笑みだったから、恐怖補正で相当怖い印象は持つわよね。
私は、体当たりして倒した男を見るとどうやら気絶しているようだ。
起こさないように、朱乃の所までこっそり行く。
「さっきは力の調節がうまく行かなくて殺しちまったけど、本来俺は殺しは好きじゃない。だから、投降してくれないか?」
「……俺も命はほしいが、理由があるのでな。どっちにしろ失敗した俺たちは生きることはできないだろう。殺せ」
「……わかった」
ライザーくんはリーダー、気絶している男も、全て焼き付くしていった。
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