暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Fそうだ、合宿へ行こう〜Walhalla〜
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放電する牙での噛み付きをしてくるハガネール。“エインヘリヤル”・リヴィーが当てないように、って注意してくれたのは助かるけど、後ろから聞こえてくる歯の打ちつけ音が怖すぎるよ。
「防御。シールド、バリア、フィールド。補助。インクリー、デクライン。結界。サークル、エリア。捕獲。バインド、ケージ。以上!」
「お、正解!」
正解はしてもハガネールとの追い駆けっこは終わらない。まだ追ってくるし、ドアは見えない。それどころか「行き止まり!?」だった。でもフォルセティがすぐに「階段! 踊り場だよ!」って言ってくれた。急いで階段を上って、1つ上の階層に足を踏み入れるとすぐに足り出す。
「も、もう、限界、かも・・・!」
肩で大きく息をしてるコロナがとうとう足を止めた。それに構わず壁に出来た黒い渦からは「次の問題いくよ〜」って、骨格だけの四足歩行動物に跨った2人のリヴィーが出て来た。フォルセティが「俺が背負う!」ってコロナを背負った。羨ましいな〜って思いながらも、そんな余裕がないことにげんなり。ここはフォルセティに任せて、わたし達は走り続ける。それから何度か問題を解いたあと・・・
「そこがゴールだよ」
「全20問、ミス無しでクリア♪」
「んじゃ、私は先に戻ってるね〜」
辿り着いたのは大きなドア。オリジナル・リヴィーの姿が蜃気楼のように消えて、“エインヘリヤル”・リヴィーは「ささ、入って入って!」って促してくれた。頷いたわたし達はドアに手を置いて、「せーの!」グッと押して開く。すると眩い光が溢れ出してきて、ふわっと浮遊感が襲ってきた。
「おめでとう! これからも勉強を頑張って、誇れる自分になってね♪」
最後に女の人の声が聞こえた。こうして“ヴァルハラ”での補習は終わって、そして2泊3日のカルナージ合宿も終わりになる。わたし達は“ヴァルハラ”から帰ってすぐに就寝。そして最後のメガーヌさんお手製の朝ご飯を食べた後、いろいろと片づけ。そして次元港へ。
「メガーヌさん、ルーテシア、リヴィア。お世話になりました!」
なのはママに続いて「お世話になりました!」ってお礼をした。
「はいっ。ホテル・アルピーノをこれからも御贔屓に♪」
「「御贔屓に♪」」
こうして第1回カルナージ合宿も無事に終わった。
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