暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Fそうだ、合宿へ行こう〜Walhalla〜
[3/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
・―・―・終わりです・―・―・
こうしてアイリとルシルさん主催の補習が始まったのです。最初にヴィヴィオ、次にフォルセティ、先ほどのコロナと出題され、3人は間違えることなく正解を示しました。みんなで一息吐いているところで・・・
「「「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛・・・!」」」
「「っ!?」」
どこからともなく呻き声のようなものが聞こえ、さらにはゴロゴロと雷鳴が轟き、廊下の窓が光り、ドォーン!と落雷。
「「〜〜〜〜〜っ!!?」」
声にならない悲鳴を上げたヴィヴィオとコロナは、近くに居たフォルセティに抱きついて、そして3人一緒に転んでしまいました。
「あははは! なに今の! おもしろーい!」
その様子にひとり笑うリオでしたが、窓がバンッと叩かれた音に「ひぅっ!?」びくりと肩を竦ませ、私も「なんです!?」と思わず目を瞑ってしまった。私は音の出所を探して、窓の外へと視線を向けたその時、「バァ!」とおよそ人とは思えない青白い顔をした女性が数人、窓の外からこちらを覗き込んでいました。
「にゃぁぁぁぁぁ!?」
「ひゃぁぁぁぁぁぁ!」
「ぐげぇぇ・・・!」
ヴィヴィオ達がまた悲鳴を上げ、2人にしがみ付かれているフォルセティは呻き声を上げたので、私は急いで「2人とも。もうその辺りで」と彼の救出に動く。コロナはすぐに顔を真っ赤にして、謝りながら離れましたけど、ヴィヴィオは離れることなくフォルセティと一緒に立ち上りました。
「もう大丈夫だってヴィヴィオ。もう居ないから・・・」
「う、うん・・・。洋館に薄暗い中での雷にお化けって・・・。ルシルさん、イジワルだよ・・・」
「ヴィヴィオって案外怖がりだよね♪ ビックリはするけど、そこまでビビる事ないじゃん♪」
そう言って胸を張るリオに視線が集まり、「あ・・・」彼女の身に異常が起きる瞬間を目にしてしまいました。ヴィヴィオとコロナが「リオ、足、足」と指差すのですが、リオは自分を怯えさせようとしている、と考えたようで「その手には乗らないよ♪」と満面の笑顔。
「あの、リオ。足元を見た方が・・・」
「え? イクスがそう言うなら・・・」
私の言葉には耳を貸してくれたリオが自らの足元へと視線を移し、「〜〜〜〜〜っ!!?」声にならない悲鳴を上げました。床より顔と両手のみを出し、リオの両足にしがみ付く亡霊が複数体。
「き、気持ち悪いぃぃーーーーー!」
リオは魔法陣を展開して、全身から炎と電撃を発しました。亡霊はそれを受け消失。それらに疲れながらも私たちは再び歩みを進め、新たな扉の前に辿り着いた。
『問題です! 回答者フォルセティ。魔法を発動させる為の行為をトリガーと言いますが、その種類、内容を答えよ』
出題されたと同時、廊下の窓
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ