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提督はBarにいる。
鎮守府・愛のエプロン!第1回-後編-
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『飲兵衛は大概料理が上手いからな、期待しよう』

「ふっふっふ〜、ポーラ日本に来てから提督のお店だけでなくマーミヤにも沢山行ってるんですよ〜」

『『うん、知ってる』』

「日本食もかなり食べましたぁ、勿論ニクジャーガもです〜。本気を出したポーラなら作るのも楽勝。そのはずで〜す」

『ポーラさんて素面でものんびり口調なんですねぇ』

『酔っ払って料理されるよりはいいだろ?』

『飲みながら料理をしてる人が何言ってんですか』

「えっと〜、材料は〜……牛肉にぃ、ジャガイモにぃ、ニンジンさんに、玉ねぎさ〜ん!」

『まぁ、普通に解ってますね』

『まぁこの位はな?』

「それにぃ〜、これを入れてポーラなりのアレンジを加えまーす!あ〜か〜ワ〜イ〜ン〜(ドラ〇もん風)」

『結局使うんですか!』←青葉ズコー

『いや、意外とアリかも知れん』

『えぇ!?』

『実はな……赤ワインを使った肉じゃがを出してる店もあるし、俺も作った事がある。上手く作れば相当美味いぞ』

「じゃあ早速〜。牛肉を適当な大きさにカットしてー、お塩を軽〜く振ります。そこに赤ワインを振りかけて、お肉の下にローリエを入れてラップして、冷蔵庫で寝かせま〜す。ホントは1時間位寝かせたいけど、今日は時間が無いので30分だけ〜」

『ヤバい、予想を裏切って超ハイレベルな事してますよ!?』

『ローリエは臭み消し、赤ワインと塩は肉を柔らかくするのと下味を付ける為だな。中々の本格派だ』

「お肉を寝かせてる間にお野菜を刻みま〜す。あトントントン♪」

『もはやポーラさんがシェフに見えて来ましたよ……』

「切り終わりました〜。炒めるまで時間があるので、使わない分のワインは飲んじゃいましょー!」

『結局飲むんですか!』

『知ってた』

〜30分後〜

「お肉もそろそろいい感じですねぇ。それじゃあ、お鍋にオリーブオイルを引いて、お肉を炒めま〜す」

「色が変わったら一旦取り出しておいて、残った油でお野菜を炒めます〜。このとき、香り付けに潰したにんにく1片と軽くお塩を入れるのを忘れずに〜」

『肉じゃがっていうよりお洒落なイタリアンみたいになってません?』

『美味けりゃいいんじゃね?』

「お野菜に油が回ったら〜、おショーユとお砂糖、お水と水と同じ量の赤ワインを入れて煮込みますよー。そこにぃ、お肉に使ってたローリエも入れま〜す」

「15分位煮込んで、お野菜が煮えたらお肉を戻しま〜す。お肉を戻したら火を止めて、余熱でお肉を温めます〜」

「お皿に盛ったら、仕上げにブラックペッパーをかけて……出来ました〜、ポーラ特製イタリアンニクジャーガですぅ。大人の味ですよ〜?」

『美味そう
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