~oath of Hotogi~
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キンジ・金一さんと偶然会って、当時は小さかった巫女たち・白雪と一緒に遊んだ。
その時注意されたのが―「絶対に神社の外に出ちゃダメだ」ということだった。
そして―金一さんは、幼い星伽の巫女たちを哀れむように呼んでいた。曰く『かごのとり』、と。
今も、あの頃も変わらない。こんな生活で良いのだろうか?
「―でも、いいの」
俺の顔を見て、何かを感じたのか。そう言ってきた。
「いいの。2人がいるから。…今も昔も変わらず接してくれる。それだけで―十分です」
「白雪…………」
―その日の夜・家にて―
俺は今、昨夜見れなかった動物奇想天外2時間SPを見ている。…うわっ、なんだこのネコ!?垂直壁を駆け上がった!すげぇな。
...まぁ、んなことはどーでもいい。
俺の他、現在キンジはお風呂。アリアはコンビニでももまん調達。
え、 白雪はって?いなかったから境界で部屋を覗こうとしたら物凄い殺気を感じたからやめた。
―ガララッ。
あ、そろそろ出てくるかな。キンジ。
―ガチャっ!パタパタパタパタっ!!
今度は白雪か。騒がしいな…
目を閉じて、聞き耳をたてていると―
「キンちゃん!どうしたの!?」
「......はぁっ!?」
「え…だってキンちゃんが電話掛けてきてすぐバスルームに来いって! 」
「だいたいシャワー浴びながら電話が掛けられるか!なんでそんな変なことが起きる!?」
「で、でも…でん......でん―ごっ!ごめんなさいぃぃぃっ!! 」
何が起きてるんだ、我が家のバスルームで。
こんな混沌さが充満しているような家じゃないぞ、ここは。
「―おあいこっ!」
何がだ。…もう聞いてられん。特攻してくる。
「お前ら人の家のバスルームで何やってr ......!?」
と同時に、
「ただいまー..................!?」
アリアが帰ってきた。
手に持っていたももまん入りの袋を床に落とし、即座にガバメントを抜いた。
それに便乗して俺も、ベレッタとDEを抜く。
「こんの......バカキンジぃーっ!」
バギュュュュンッ!!!
「そうだぞキンジ。ボディーガードは依頼人と深い関係になってはいけない......あ、お前ら幼なじみか」
パパパン!ババババンっ!!
喋りつつ、ベレッタとDEを横薙ぎに振るう。もちろん弾が当たるギリギリで。
「ちょっ、待て!」
「男に二言は無いでしょ!」
「まだ一言もしてねぇよ!」
俺とアリアの発砲で、じわじわと廊下、ベランダに追い詰められていくキンジ。ねぇねぇ、今どんな気持
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