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翌朝〜
研究所にて
ニュース《シルフカンパニー緊急発表
〜カントー新時代計画〜》
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キャスター:「昨夜、カントーの中核を
担うシルフカンパニーが突然の緊急発表を
した後、各地方でポケモン達が
街を破壊し暴れ回る事件が発生しました。
このポケモン達はシルフカンパニーが
所持しているポケモンであり、、、」
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全員:「、、、」
テレビからニュースが流れる中、
サトシ達は皆座り込み、呆然としていた。
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キャスター:「又、シルフはこの一件を
”カントー新時代計画”と名付け、
人類が格差を感じる事の無い平等な
新しい世界の創造を目指して計画を
進める予定であり、先ほど入った情報に
よりますと、計画の一歩として
全ての秩序の廃止、法律や
市民1人ひとりに課せらた社会的義務を
取り除く事を発表しました」
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カツラ「、、ふむ、、、どうしたもんかの」
ヒロシ:「カツラさん、、」
カツラ「今頃人々は皆、シルフの持つ力に
脅えておる頃じゃろ、、、」
タケシ「法律や社会的義務を含む
全ての秩序を排除するって、具体的に
どういう意味なのか気になるな」
マリナ:「恐らく教育、勤労、納税は勿論、
地位や職業、組織などの社会的関係を
廃止するって事じゃないかしら?」
ジロウ:「そんな事をしたら世界が!」
フブキ巡査:「人間の常識が薄れ、犯罪者が
続出してしまうわ!」
マリナ:「世が崩壊するのも時間の問題ね」
秩序の排除、、それは、
人間が身につけている常識が消失し、
善悪の判断を狂わせ犯罪が増える事を
意味していた。
サトシ:「、、、くっ!」
ドンッ!(床を叩くサトシ)
ヒカリ「サトシ、、、」
カツラ:「ヒロシ君、
この状況をどう見るかね?」
ヒロシ:「、、、とにかく、昨日の今日で
一気に犯罪が増える事はあまり無いと
思います。フブキ巡査が言った通り、
人はそれぞれ常識を身につけてるし、
ほとんどの人は
まだ理性が働いているはず、、。
問題は、人々がこの事態に慣れた時です。
働かなくなり、社会の機能が停止すれば
人はどんどん欲を出す、、」
マリナ:「つまり、人は自分自らの手で、
破滅してゆく訳ね、、、」
タケシ:「シルフの狙いはそれか、、」
ヒロシ:「一刻も早くシルフを倒さないと
ここも危ない!秩序の排除
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