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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第五十五話 管理局との交渉、そして新たな運命の前日   ★
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クライアって名前が」

 などなど
 熱くなったユーノとクロノが向かい合っている中

 俺とプレシアは

「プレシア達が海鳴で住む事も問題なくいきそうだな」
「ええ、おかげでね。
 でも大丈夫なの?
 貴方の魔術の研究や私達が住む部屋とか」
「部屋に関しては余っているし家具も最低限揃えてからこちらに来てるから問題ない。
 研究といっても俺の場合、属性が剣だから工房自体は離れだからな。
 それはそうと向こうに住むようになったら魔術の礼装で魔法が使えるかとか色々試してみたいのがあるんだが」
「あら、奇遇ね。
 私も色々聞きたい事があったのよ」

 プレシア達は俺の研究を見ている疑いがあるという事で、海鳴で暮らすのだからこれからなのはやフェイト、はやて、シグナム達にも俺の技術が生かせるかどうか色々調べたり検証したいの事実だ。
 そういう意味ではプレシアがこちらで暮らす事は助かる。

「なにやらそっちで物騒な話が聞えたような気もしたが、僕は何も聞いていないからな」
「ん? そっちの話はもういいのか?」
「ああ、僕が言ったのは場を和ませる軽いジョークだから」

 軽いジョークか……ユーノはやけにクロノを睨んでるが

「プレシアは管理局への技術協力と魔力封印で士郎の下で自由を、フェイトとアルフは事実上の判決無罪、数年間の保護観察という結果は確実だけど、受け答えはしっかり頭に入れておいてくれ」
「「はい」」
「わかったわ」
「了解した」
「……はい」

 クロノの言葉に返事をする俺達。
 それにしてもユーノとクロノは意外と相性が悪いのか?

 そんな疑問を考えつつ、店に戻る中で先ほどリンディさんに確認した、相変わらず続いている魔導師の襲撃事件が頭の片隅から離れることはなかった。
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