暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第五十四話 『翠屋〜本局出張店〜』慌ただしく開店 ★
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ら、フェイトさんに、アルフさんも可愛い!
写真で保存しておきたいわね」
「艦長、写真撮影ならさっきしましたよ。
こんなのとか」
「あらあら、いいわね。
あとでデータのコピーこっちに頂戴ね」
「了解しました!」
……本人の前にそんなやり取りをしないでほしい。
「それにしてもリンディさん。
急遽メニューが増えましたね」
「ごめんなさいね。
もともとここのお店ってランチがメインだったから、その方が利益が取れるかなって」
「そんなにすぐ利益が上がるとは思えませんが」
いくら元々ランチをやっていたお店の後とはいえいきなり出てきたお店にそんなに集客できるとは思えないんだが。
「大丈夫よ。
管理外世界からの期間限定の出張店舗。
お店のマスターは9歳の子供執事と色々噂は流したから。
それに部下の女子達にお勧め出来る味って教えてるから」
情報を流したり、宣伝もしてるんですね。
そして、その宣伝効果の高さを身にしみて理解する事になるのはこれから数時間後の事。
「まあ、リンディさんの宣伝に期待しておきますが、まずはランチでも。
エイミィさんとユーノも奢りだから」
「あら、なら私はカルボナーラセットでスープはミネストローネで」
「僕はペスカトーレセットでスープはコーンで」
「オムライスセットで、私もミネストローネ、お願いします」
「かしこまりました。フェイト、アルフ、ホールは頼んだ。
なにかあったら声をかけてくれ」
「うん」
「あいよ」
三人のランチを作るために厨房に戻り、二種類のパスタとオムライスが同じタイミング出来るよう調整しながら作業を進める。
とホールから
「いらっしゃいって、ランディにアレックス」
「こんにちは、アルフ」
「まあ、なんというかすごい恰好だね」
「ん? まあ、こっちじゃあんま見たことない恰好だけど。
こっちの席でいいかい?」
「うん。ありがとう」
という会話が聞こえてきた。
ランディとアレックス。
確かアースラのスタッフで見た覚えがある。
いや、それ以前に
「アルフ、使いなれない敬語を使えとは言わないが、もう少し丁寧な言葉を心がけてくれ」
「う、りょ、了解」
アルフの言葉遣いに関しては不安が残るがまあ、大丈夫だろう。
リンディさん達がランチ食べ終わった後に、エイミィさんの要望で同僚の女性スタッフ達におやつの差し入れでケーキを箱に詰める。
「じゃあ、私も戻るから何かあったら連絡してね」
「僕ももう行かないと」
「ああ。ユーノはつき合わせて悪かったな」
「結構見てて面白かったからいいよ。
裁判までには戻ってくるから」
「ああ、あとこれお土産」
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