暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第五十四話 『翠屋〜本局出張店〜』慌ただしく開店 ★
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見られた。
「どうかしましたか?」
「いや、なんかすごい自然というか」
「着こなしてるなって」
エイミィさんとアルフの評価はまあ、俺の経験の長さでいえば当然といえば当然なのかもしれない。
そして今さらだがアルフ、メイド服を結構平然と着てるな。
こういう物だと割り切っているのかな?
そんな事を考えていると
「士郎、ジュースサーバーにジュース入れたよ」
「ありがとう。フェイト」
厨房の方から出てきたフェイトだが、じっと俺を見つめる。
どうかしたのだろうか?
「士郎、写真撮ろう!」
いきなりだった。
だが桃子さんに送る分の写真もいるので丁度いいといえば丁度いいか。
「ああ、いいぞ。
撮るならお店をバックに撮ろうか」
「いいね。撮影は任せて。
アルフやユーノ君も」
俺とエイミィさんの言葉で全員が店の外に移動する。
そんな時、フェイトがエイミィさんに近づき何やら小声で話していた。
「エイミィ、その写真なんだけど」
「任せて。ちゃんとフェイトちゃんと士郎君のツーショット撮るから」
残念ながら何を話しているかは聞こえなかったが、フェイトが笑顔を浮かべて本当にうれしそうにしていた。
そして始まった写真撮影。
初めは俺とフェイト、アルフ、ユーノ、エイミィさんの全員集合。
桃子さんに送る用の俺とフェイト、アルフの三人。
で最後はなぜか俺とフェイトのツーショットなのだが
「あの、フェイトさん?」
「士郎、いや?」
「嫌ではないんだが」
「ならこれで」
少々問題が起きていた。
それまでの撮影ではフェイトは俺の横に少し恥ずかしそうに立っていたのだが、ツーショットになった時、顔を真っ赤にして俺の左腕を抱きしめたのだ。
フェイト、その上目遣いは反則だと思うぞ。
「それじゃ、撮るね」
物凄く楽しそうなエイミィさん。
絶対今の俺の顔は赤い。
そしてフェイトの顔も真っ赤なのだが、そんな笑顔をされていたら腕を振りほどけるはずもなかった。
無事写真撮影も終わり、大きく深呼吸をする。
これから開店だというのに顔を真っ赤にしたままというのはまずいと思う。
よし!!
「それじゃ、フェイト、アルフ。
色々慣れない事も多いと思うし、出来る限りフォローはするから。
今日も一日よろしく頼む」
「うん。よろしくお願いします」
「おう。任せとけ」
そして開店時間の十一時四十五分になった。
翠屋〜本局出張店〜、開店。
で第一号のお客様は
「こんにちは」
計っていたかのように開店時間と同時に入ってきたリンディさんである。
「い、いらっしゃいませ」
「あ
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