暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第五十四話 『翠屋〜本局出張店〜』慌ただしく開店 ★
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さんと艦長達に撮影してデータを送らないと」
「え? エイミィ?」
色々考える事はあるが、今は興奮したエイミィさんに呆然とするフェイトとアルフにちょっと手伝ってもらおう。
「エイミィさんは少し落ち着いてください。
フェイト、アルフ、ちょっと頼みがあるんだがメニューを追加する。
フェイトはレジのデータを更新してくれ。
アルフは食材を厨房に運んでくれ」
「う、うん。えっと追加するメニューは?」
「あ、フェイトちゃんこれでお願い。
これが日本語版ね」
やはりというか作っていたか。
これだけランチの材料などを用意していたのならメニューも用意していると思ったのだが、予想が当たったな。
というかさっき『今日は開店しないんじゃないかと思ったけど』なんて本当に思っていのか疑いたくなるぐらい準備万端だ。
ランチのメニューをフェイトに、日本語版を俺に渡すエイミィさん。
メニューの内容はオムライス、本日のスープ、ハンバーグステーキ、シチュープレート(ビーフ or ホワイト)、カレーセットまである。
ってちょっと待て。
「エイミィさん、カレーとかビーフシチューとかはさすがに今日は間に合いませんよ」
「大丈夫! 今日用のメニューも作ってるから」
……どれだけ準備万端なんだ?
というかこれで採算とれるのか?
かなりのお客が来なければ利益が取れないと思うんだが。
でもまあ、そんな事を気にしても材料が揃っているのだから悩んでも始まらない。
ならばやる事は一つ。
「アルフ、十一時半になったら教えてくれ。
そしたら着替える」
「お、おう」
無駄な動きをせずに最速でかつ最高のモノを作り上げて見せる。
さあ、食材共、調理される覚悟は十分か?
ふむ、短時間ながらも圧力鍋をうまく使いミネストローネもいい感じに仕上がっている。
スープの味身をしている時に
「士郎、その……時間だよ」
「ん? ああ、ありがとう、アルフ」
丁度いいタイミングだ。
ランチの準備は万端。
コーヒーや紅茶の準備も整っている。
あとは着替えて開店を待つばかり。
しかし間に合ったとはいえ二度とこんな慌ただしい開店準備は勘弁してほしい。
「じゃあ、俺も仕事着に着替えてくるから。
悪いがジュースサーバーにジュース入れといてくれ」
「うん、わかった」
調理でジュースサーバーに入れるのを忘れていたのをフェイトに頼み、更衣室に向かう。
更衣室にはちゃんとロッカーが用意されて名札も張られている。
そこに私服をしまい持ってきていた執事服に着替える。
執事服を纏い、ホールに出るとどこか感心したような表情でアルフとエイミィさんから
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