第8話。変人とアインツベルン。
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でガンバレってやつか
補助輪つきで辿り着いても嬉しくないやろ。でも願望機に頼るのも補助輪に頼ってると思うが・・これはこれ、それはそれってか?
「つまり、汚いから使っちゃめぇ!ってことやろ?」
「・・・・おおざっぱに言えばそうなるかな。」
「大雑把すぎでしょ。」
「なら洗えばええやん。」
そう言うと親父と姉ちゃんはハ―っと溜息をつく。なんや。まちごうてないやろ
「・・・・分かった。」
「当主殿。」
「お爺様。」
「冬木の大聖杯は破棄する。一から新しいモノを作り、『外』への扉を開く。」
「しかし、どうするのです?破壊しても聖杯は変わりませんよ?現に第3回では破壊させ、今回の第4回では汚れていた。」
「・・・・」
「なんや?壊すのなら得意やで?」
みんなの目線がこちらを向く。
「・・・・では、晋吾にまかせよう。」
「当主殿!」
「なんや親父。壊すだけやろ?俺がフルスイングすれば一発や!」
「フルスイング?」
「おう!この聖剣・エス○リボ○グでな。」
ゴルフクラブケースから相棒を取りだす。出した瞬間、姉ちゃんは全力で親父にひっついた。
なんや怖がることないやん。
「ここの結界も一発やったで?」
といいながら軽くスイング。ブンブン振る。姉ちゃんはさらにガクガク震え始める。なんや怖がることないやん。
「な・・ん・・・・だと?」
「ん?爺ちゃんどうしたん?」
わなわなとふるえる爺ちゃん。なんや、どないしたん?
「・・・・切嗣よ。私は疲れた。寝る。少し休ませて。今日は泊まっていいからこいつ黙らせて。」
「・・・・お休みなさい。当主殿。」
爺ちゃんは疲れたらしい。親父に口塞がれた。とりあえず手を噛んでやった。
んでなんか泊っていくことになった。シロちゃんに連絡せなあかんね。
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