第百三十六話 鍛錬をしてその十一
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通に見ていればいいよ」
「むしろゴミを漁らない分烏よりいいな」
留美さんは烏のこの困った習性を話した。
「大人しいしな」
「そうだよね、それに蝙蝠を見たら」
僕は留美さんにも円香さんにもこの話をした。
「縁起がいいっていうし」
「そうなのか」
「そう聞いてるよ」
「そうか、ではな」
「うん、それじゃあね」
「いいことがある様にな」
「願いつつだね」
「帰るとしよう」
八条荘までというのだ。こう話してだった。
僕達三人は一緒に八条荘まで帰っていった、もう夏も終わりなので夕暮れの時も早くなっていた。徐々に秋が近付いてきているのがこのことからもわかった。
第百三十六話 完
2017・4・16
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