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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第五十一話 それぞれの思惑と暗躍
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の要望通り事前に連絡と許可を得ます」
慌てて否定するクロノとリンディさん。
この様子を見る限り本当に知らないようだ。
となるとやはり管理局の一部の人間が独断で動いたか可能性が高いか。
「こちらとしては後手に回ることしかできませんので警戒はしておきますが、調査はお願いします」
「わかったわ。何かあったらすぐに連絡を頂戴ね。
ではまた25日にね」
「はい。お待ちしてます」
「なのはさんも元気でね」
「はい。25日にはお見送りに行くので」
「ああ、また」
「じゃあね〜」
リンディさん達との通信が終了した。
それにしてもジュエルシード事件が終わったとはいえ、はやて達の事や管理局とのつながりなどややこしい事も多い。
なかなかうまくいかないモノだ。
「ねえ、士郎君本当に大丈夫なの?」
通信が終わった後も考え込んでいる俺をなのはが心配そうにこちらを見ている。
なのはの頭を撫でながら
「大丈夫だよ。
逃がしたのも相手への警告のためと管理局に海鳴に侵入したものがいる可能性がある事を意識させて海鳴への侵入をさせないための牽制も兼ねているから」
「ならいいけど」
「ありがとう、なのは」
なのはの気持ちに感謝する。
シグナム達にも正式に日付が決まったから話しておかないとな。
それに学校とバイト関連の連絡もだ。
準備は色々とある、しばらく忙しくなりそうだ。
そして士郎が色々と25日に向けての準備を考えている時、管理局側も少々慌ただしく動き始めていた。
side リンディ
裁判の話しは滞りなく進んだし、こちらの準備としては士郎君とユーノ君の滞在準備と士郎君からの要望の収入を得れる仕事を確保することぐらい。
証言の内容などは前に調書をとらせてもらった時に記録したものと同じものだからそれほど準備もいらない。
だけどここにきて大きな問題が起きた。
「クロノ、レティに連絡をとって強硬派の動きを調べて見てもらって」
「了解です」
「なら私は先週に第97次元世界と周辺世界への転送をおこなった局員の調査をしますね」
「お願いね」
クロノとエイミィに指示を出して私も情報収集のために部屋を後にする。
それにしてもいずれ起きるであろうと予想はしていたけど予想よりもはやい。
どんなにはやくても士郎君が証言のためにこちらに来ている時に海鳴に侵入するぐらいのもだと思っていた。
だけどその予想は裏切られ海鳴の侵入どころか、士郎君の屋敷の近くまで行っている。
侵入した者の目的も気になる。
魔術技術がどのようなものか調べるために屋敷に侵入しようとしたのか、それとも士郎君の身柄を狙って監視
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