暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第五十一話 それぞれの思惑と暗躍
[3/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
開き
「やっほ〜、久しぶり士郎君、元気してる?」
「お久しぶりです。エイミィさん。
それなりに平穏に過ごしていますよ。
リンディ提督とクロノは?」
「もうすぐ来ると」
そんな事を言っているとエイミィさんの後ろの扉が開き、部屋に入ってくる女性と少年。
「丁度いいタイミングだったみたいね」
「艦長もクロノ君もグットタイミングですよ」
モニターの中央の席を部屋に入ってきた女性に譲るエイミィさん。
「お久しぶりです。士郎君」
「久しぶりだな、士郎」
「お久しぶりです。リンディさん、クロノ」
「なのはさんも元気にしてる?」
「はい」
映像越しとはいえ数ヵ月ぶりに見る。
なのは達は稀に連絡をとっていたようだがタイミングが合わず俺は同席していなかったのもあり最後に話したのは三、四ヵ月前だ。
ちなみにユーノは日程はいつでも大丈夫という事で一階にいる恭也さんや美由希さんが部屋に近づいたら連絡をもらえるように席を外している。
「フェイト達は?」
「さすがに直接の通信は問題があるから今回はね」
「なるほど。では裁判の状況を詳しくお聞きしたいのですがよろしいですか?」
「勿論よ。エイミィ」
「はい」
エイミィさんの返事と当時に映し出される資料。
文字は全て日本語になっていることから恐らくエイミィさんが頑張ってくれたのだろう。
表示された資料に目を通していく。
フェイトとアルフはプレシアの命令という事と最後に管理局に協力したという事で保護観察でほぼ確定しそうである。
プレシアに関しても今回の事件の発端であるアリシアが眠りについた事件において圧力等の上層部の関与と局員内からの情状酌量を求める意見があること。
そしてプレシア自身協力的ですでに研究等の技術提供や協力をしており幽閉されフェイトと会えなくなる心配はなさそうだ。
「フェイト達の今現在の状況を見る限り自由は保障されそうですね」
「ええ、あとは士郎君とユーノ君に証言台に立ってもらえば問題なくいくと思うわ」
「わかりました。それにしてもクロノ」
「なんだ?」
リンディさんからクロノに視線をむける。
クロノは何か言いたい事があるのかと若干眉をひそめるが
「いや、まさか半年でここまで持ってくるとは大した物だと思ってね」
「ふん。君に乗り込まれでもしたらいい迷惑だからね」
「おや〜、クロノ君顔が少し赤いよ〜。
士郎君がそんな事言うとは思ってなかった?」
「ほうっておいてくれ、エイミィ」
クロノは相変わらずエイミィさんには勝てないか。
「それと士郎君、一つお願いがあるのだけど」
穏やかな空気の中リンディさんだけは難しい表情を浮かべていた。
「なんでしょう?」
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ