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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第五十話 空中訓練
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練を行っていたのだ。
もっとも才能のない俺がプライウェンのように乗るのではなく靴に生えた翼によって空を飛ぶのだ。
簡単な話うまくコントロールできずに地面に墜落しかかった事がというか二度ほど海に墜落し、一度地面にも墜落した事がある。
それでも無事なのはやはり吸血鬼の身体故である。
だがさすがに半年もたてばコツを掴み始めるし吸血鬼という高い身体能力もあり、なんとか自由に飛べるようにはなっている。
もっともこれでどれだけ魔導師と戦えるかが判断がいまいちつかない。
今回の訓練はなのはの空中戦の訓練の成果と俺の訓練の成果を確かめるものなのだ。
「では今日の訓練の説明を行うぞ。
まず俺が使うのは全部木製だから安心してくれ。
レイジングハートも今回は訓練だから自動防御は本当に当たりそうになった時だけで頼む。
レイジングハートが自動防御を使用した時点でなのはの負けだ。
なのはは俺を迎撃をすれば勝ち」
「はい」
「All right」
「ユーノは結界の維持を頼む。
なのはの砲撃系で万が一でも結界を破って街にでもあたったら目も当てられない」
「わかった」
俺の説明になのは、レイジングハート、ユーノが頷き。
「では、距離を取ろうか」
「うん」
俺となのは同時に距離を取り、20メートルの距離で向かい合う。
足場を作り、魔力放出を使えば一瞬で間合いを詰めれる距離ではあるが今回はあくまでタラリアを使用した飛行能力の実証も兼ねている。
そのため魔力放出はするつもりもないし、足場を出す気もない。
もっとも空中でのタラリア以外の足場といえばプライウェンか大剣を空中に出すぐらいしかないのだが
ユーノに頷いて見せるとユーノは右手を振り上げて
「レディ、ゴー!!」
勢いよく振り下ろし、それが戦いの始まりの合図となった。
side out
ユーノの開始の合図と共に間合いを詰めようと空を翔けながら右手に木刀を投影する士郎。
対してなのはは距離をとろうと後ろに飛びながら三発のディバインシューターを放つ。
剣を使う士郎が間合いを詰めようとし、魔法を使うなのはが距離を詰めさせまいとするのは当然の行動であった。
三発の誘導弾を身体をひねりかわす士郎。
だがなのはが扱えるディバインシューターの数は三発ではなく五発。
残り二発はというと、なのはの身体の背後に隠れるように精製され、三発の誘導弾をかわした士郎に襲いかかる。
そこで士郎が取った行動は回避ではなく迎撃。
減速することなく左手に投影した木の短剣を投擲し一発を撃ち落とし、残る一発もすれ違いざまに右手の木刀で叩き落とす。
さらに加速をみせるタラリア。
飛
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