【ハリー・ポッター】編
219 魔法ケイドロ
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要因が関係していて、単純に檻エリア≠フ泥棒の人数≠ニ警察の人数≠足して、それを泥棒の総数≠ゥら差っ引いた数値で勝敗が決まる。
その結果、マイナスの数値が出たら、半数以上の泥棒を捕まえた事になるので警察側の勝利だ。プラスの数値なら泥棒の勝利と云う塩梅。……そして、まず無いことだが0≠フ場合は警察側の負けとなる。
尚、当然ではあるが、泥棒が全員捕まったらそこでゲームセット──警察の勝ちだ。……これもまた可能性としてはほとんど無いことだが…。
「……よし、チームは別れたな?」
≪プロメテウス≫のメンバーは【ホッグズ・ヘッド】の顔合わせから十人以上も増えていて、今や43人とかなりの大所帯となっているので、鬼≠ヘ14人だ。
先にくじを引いた四人の内、俺とハーマイオニーは鬼チーム≠ノなり、そして大まか作戦を決めるために自チームの14人を見渡す。
(……ハーマイオニー、フレッド、デニスにザカリアス──割合としては可もなく不可もなく。……メンバーとしてはまずまず、と云ったところか…?)
4年生以上を上級生≠ニしての上下級生の割合を見て、一旦そう寸評を下す。
メンバーの顔触れとしては、男女比もそうだが──たまに一杯食わされるフレッドとジョージが敵側に並んでないので、俺としてはそれだけでも充分だった。
……大多数のメンバーからすれば俺とアニーが鬼¢、に並んでいる方が惨澹たる結果になるそうだが…。
閑話休題。
そんなこんなでチームメンバーの確認が済んだところで…
「さぁ、始めようか」
――“闇よ(オブスクーロ)”“耳塞ぎ(マフリアート)”
「……よしっ、まずは作戦タイムだな」
俺は目隠し呪文≠ナ黒い煙を出して、その黒煙で鬼≠フ全員をドーム状に覆い、こちらの作戦が彼方側に洩れないように防聴呪文≠掛ける。
これは俺が口にした様に作戦タイム≠フ他に、鬼の逃げる時間を確保すると云う側面もあった。目≠潰すのは泥棒<`ームの逃走ルートを見れない様にする為──と、もちろん警察¢、の采配を見せないと云う思惑もある。
……と、そこで、作戦を思い付いたのだろう、ハーマイオニーが挙手する。
「ハーマイオニー」
「とりあえずの人数割りは二人一組を7つな感じで、ある程度──そうね、5人くらい泥棒≠捕まえたら2つのグループが檻エリア≠フ周りを哨戒、残りが起動隊という塩梅で良いかしら?」
「悪くないな」
そう呟き、ハーマイオニーに賛成するテリー・ブート。俺もハーマイオニーの意見に賛成だったので便
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