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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
209 第二の課題
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…そんな中、俺はと云うと…

「“来い(アクシオ)”──っと、“強風よ護れ(プロテゴ・ヴェントゥース・マキシマ)”」

俺はと云うと、マイ箒を呼び寄せ=Aその箒に跨がり独自呪文(オリジナルスペル)である風纏呪文≠ナ身に強風を纏わせ──湖へと()び″桙だ。

………。

……。

…。

―その発想はなかった…。……てか、なにそれずっこい―

湖から上がった、開口一番のアニーの感想がそれだった。

湖に翔び″桙だ俺は仙術でハーマイオニーの気配を湖底に降りながら探したので、おおよそ最短ルートで人質の4人が捕まっている場所に向かう事が出来た。

その結果、42分と云う劇的なタイムでハーマイオニーの救出に成功する。時間の配分としては発見までに約30分、解放に約5分、湖外までのハーマイオニーの護衛で残りといった感じか。

愚痴をこぼすアニーだが、俺が気配察知≠ェ出来る事を知っていたからだと思うが──俺を追うようにしてのでクラムより10分ほど早く到着していたが、脱落してしまったフラーの人質を解放するため3分ほどオーバーしてはしまったものの審査員からその道徳心を買われたのか、第一の課題に続き最高得点を獲得していた。

点数の方は、陸に上がった順に俺が47点、アニーが48点、クラムが40点、フラーが25点。これで順位は一位からアニー、俺、クラム、フラーとなり──合計点は92点、90点、80点、60点となる。

……しかしそれは、俺とアニーの優勝争いの様相を呈していることの証左なのだが──カルカロフの怒り猛る(かんばせ)を見た誰もがそれを口にしなかった。

長かった三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)≠烽と一種目を残すのみ。

SIDE END
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