【ハリー・ポッター】編
209 第二の課題
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んな地点で落ち着く。もしくはなるようにしかならない≠フだが、あまり思考が纏まらないので、いつもように思考放棄した。
今日も今日とて、悩みは尽きないのだった。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE アニー・リリー・ポッター
(あぁ。……ネビルを経由したほうが早かったかな、これは…)
そう気付いたの後の祭りで。
第二の課題まで後1ヶ月を切ろうかと云う頃合いとなった今日、ボクは薬草学≠フ授業の後にスプラウト先生に、とある頼み事≠しに来ていた。
「……スプラウト先生、単刀直入に申します。お金の方は来年度に必ず返済いたしますので、鰓昆布≠フ発注をお願いします」
「……鰓昆布≠ナすか…。……どうしてか、と訊いて良いですか?」
「学術的興味≠ゥらです」
勿論の事ながら嘘である。
―バグマンさんは、この卵℃ゥ体がヒント≠セと言った。……だが、ただ卵≠開けても煩いだけだよな──なら、どうやって聞けば良いんだろうな?―
第二の課題──それは云ってしまえば一時間耐久宝探しダイビング≠セ。……しかしどうにも卵≠フ謎解きが難しく、ロンから改めて上記のヒントを貰い、一時間耐久宝探しダイビング≠ノ漸く気付けたのだ。
―探しにおいでよ声を頼りに♪ 地上じゃ歌は歌えない♪
探しながらも考えよう♪
我らが捕らえし大切なもの♪
探す時間は一時間♪
取り戻すべし大切なもの♪
一時間のその後はもはや望みはありえない♪
遅すぎたならそのものはもはや二度と戻らない♪―
以上がヒントを文に起こしたもので、パッと思い付く中で音を吸収し、かつ最も普遍的に存在するものは水で──その予想がドンピシャだった。
……ちょっとゴリ押し気味な謎解きだったが解けたことは解けたのだから仕方無い──と自己弁護しておく。
ちなみ手順としては──バスタブが使えないボクは、まず凝縮の呪文≠ナバケツ一杯ほどの水を作り、その水塊を浮遊呪文≠ナ浮かせ、その中で卵≠開き、片耳だけをつけると云うものだった。……こちらも些か強引なのはご愛敬。
「……どのように興味を抱いたのですか?」
そして今は一時間水中で活動する術として鰓昆布≠入手するためにスプラウト先生と交渉している最中ではあるが、スプラウト先生の顔色はよろしくない。
……教師は力添えしてはならない≠ニ云うルールに抵触しているかどうか微妙なのだろう。
しかしスプラウト先生からのその疑問は想定済みだったので…
「淡水か海水かの効果時
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