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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第四十八話 出会いとは意外なとこであるものである ★
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が借りる本の手続きに行っていたのだろう。
シグナムとシャマルがこちらに歩いてくる。
「おおきにな、シグナム」
「はい。ですがなぜ衛宮が?
確か今日はアルバイトだと」
「そのアルバイトの雇い主がすずかちゃんのお姉ちゃんなんやて」
「わあ、すごい偶然ですね」
はやての説明に俺がここにいる状況の納得するシグナムとシャマル。
すぐに理解してくれるのはうれしいのだが
「本を借りたなら外に出ないか?
正直周りからの視線がな」
「そやね」
正直周りからの視線が痛い。
図書館で話しているということもあるが、ここにいるメンツが目を惹き過ぎている。
シグナムとシャマルという美人の女性に、小学生ながらも将来有望な少女が二人。
そして図書館という場所ではまず見る事がない執事服を着た少年。
特に俺。
図書館という場所では浮まくりである。
なので俺としては可及的速やかに図書館から出たい。
俺の願いは叶えられ一旦図書館の外に出る。
外に出てからしばし他愛のない話をするが元々時間が遅かった事もありもうすぐ日も沈む。
はやてとすずかもその事に気が付き
「すずかちゃん、今日はお話ししてくれておおきに。ありがとうな」
「うん。またね、はやてちゃん」
「士郎君も」
「ああ、今度すずかと一緒にお邪魔するよ」
「うん。待っとるな」
また会う約束をしてはやて達を見送り、俺とすずかも歩き出す。
歩きながらすずかと話すのはやはりはやての事。
「やっぱりなのはちゃんとアリサちゃんにも紹介したいよね」
「ああ、だがなかなかタイミングがな」
はやてをなのは達に紹介することや
「じゃあ、はやてちゃんと知り合ったのって魔術関連なんだ」
「まあ、細かくいえば若干違うところもあるが大まかにはあってる。
すずか達の事はちゃんと秘密にしてるから」
「士郎君だもの。そんな心配してないよ」
はやてと俺が出会ったきっかけなど。
他愛のない話しながら歩くがその表情はとても楽しそうだ。
<i210|1315>
そして、あっという間に月村家に到着。
門を開けて月村邸にはいる。
でどういうわけか門から玄関までの間で、すずかが難しそうに考え込み始めた。
「それにしてもはやてちゃんといい、いつの間にか女の子を引っ掛けてくるんだから何らかの対策がいるのかな。
う〜ん、でも士郎君だし対策を練ってもそれすらきっかけにしそうだし」
「すずか?」
「え? ううん。なんでもないよ」
気のせいか?
ひどく失礼な事を言われて気がするんだが……
月村邸では丁度ノエルさんが夕食の準備を始めていたので、俺も夕飯の支度を
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