第41話 俺とあんたの最終決戦
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うとしていた。着鎧が自動解除されるシステムはイカれてるから、「救済の先駆者」の姿のままで俺は倒れ伏した。
古我知さんに勝った。その安心感から来る反動――即ち疲労感が、俺の意識を瞬く間に闇に葬ろうとしていたのだ。抗うだけの気力も時間もないまま、俺の視界が暗く閉ざされていく。
――ダ、ダメだ……! まだ、救芽井と矢村を助けてないのに……!
そんな俺の心境をガン無視するかの如く、とうとう視界が真っ暗になった。
目の前から光が失われ、次いで意識自体も失われようとしていた――その時。
なにかの音がした。
いや……「誰か」の「足音」が聞こえたんだ。
だが、それが誰のものなのかを考える前に、俺は意識さえも完全にシャットダウンされてしまった。
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