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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第七話
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の身体が同じようになるんだろう。
だからこそ、ファラは驚いていた表情から一転、真剣に、怒っているような表情に変わる。
「衛司……そんな危ない役、衛司で大丈夫なの?」
「正直、僕の身体は先程の岩より脆いので、一撃で粉々になれる自信があります」
「っ…!それなら――」
「でも、考えたら一撃のダメージの大きさならファラの方が上だし、自慢じゃないけど僕は相手の攻撃から逃げる事なら一丁前だし……。それに――」
「それに……?」
「――僕は信じてるから。ファラならきっと上手くやってくれるって」
未だ真剣な表情のまま此方を見るファラにそう小さく笑って僕は答える。
ファラは先程とは少し違った驚いた表情を見せた後、小さく笑ってみせる。
「……分かった。そこまで言われたら、私だって頑張るよ。それに――」
「僕達ならイケるイケる、ってね」
「うん、その通りっ!言われた以上は……一撃で決めるよっ!」
そう言って構えを取る僕とファラ。それと同時にファラの周りの気圧がどこか変わっていくのを感じた。
なんとなく分かる。テイルズで一撃で仕留める方法。恐らく『アレ』だろう。
「それじゃ……行こうっ!」
言うと同時に僕は木刀を手にストーンゴレムへと走り出す。ストーンゴレムもそれを認識すると腕を大きく振り、此方に突き出してきた。
「ッ……魔・神・剣ッ!!」
突き出された腕に向け最近覚えたてたテイルズ定番である初級技、斬撃を飛ばす『魔神剣』を放ち、相殺して動きを止める。覚えた時は本当に感動した。
そして隙が出来た懐に、更に動きを止めるべく追撃を放つ!
「――双牙ァッ!!」
無防備な懐へと再度放たれる魔神剣の斬撃。結構効いたのかストーンゴレムの体が揺らぐ。
よし、今だ……!
「ファラッ!!」
「ナイスだよ、衛司っ!」
僕の呼び掛けに答え、僕の隣を素早く駆け抜けるファラ。その彼女の周りには様々な色の光が円を作って回っているのが見える。そう、『オーバーリミッツ』だ。
そして、その状態から放たれる強力な一撃はただ一つ。
「ハアァアァアッ!!」
体制の揺らいだままストーンゴレムの無防備な体へと叩き込まれるファラの連撃。
それは徐々に炎を纏っていき、ストーンゴレムの体を燃やしていく。
そしてファラ自身が炎を纏い、上空へと舞い上がり、最後の一撃をストーンゴレムへと叩き込む!
「火龍炎舞ッ!!」
龍のような炎を纏った強力な蹴りを最後に叩き込まれ、炎上していくストーンゴレム。その様子に僕や忘れていたが今まで後ろで見守っていたメリア達も目を
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