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銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません
第五十四話 エル・ファシル真の英雄・後編
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、今回はフェザーン資本のTV、新聞、出版社、ネット業者を使い報道を流しました、
その結果叛徒とフェザーンの間に緊張感を与えることが出来ます。
しかも叛徒の政府に居るフェザーンからリベートを貰っている者と貰わない者の亀裂を作れるでしょう」

「3、この報道により叛徒は益々報道規制やネットの規制を始めるでしょう、
自由の国と言いながら報道規制が凄い民の知る好奇心を止める事は不可能ですからね。
したがって、政府に対する不満が増す」

「4、リンチ司令官以下の家族に対するバッシングを止めさせる、
そうすればリンチ司令官以下は帝国に負けた恨みより自分の家族に危害を加えた叛徒により恨みが行くでしょう」

本当はヤンを弄るのもあるんだけどね。
書類は凄すぎだ。

「しかし良くあんな書類を偽造できたましたね」
「まあ当人のサインさえあれば意外と簡単にできる物です」
ケスラー流石だよね、些かやり過ぎな感覚はあるけど。

「なるほど、リンチ少将達は騎士道精神の勇者として其れなりの待遇をしてあげて下さいね、
少ししたら、彼らをローエングラム星系へ移し新規収容施設を造り其方へ移して優遇しましょう」
「待遇改善と言うものですな」

「そうです、勇者には勇者なりの待遇をすれば向こうから亡命とか降伏がし易いでしょう、
それに矯正区に一旦送られた俘虜をローエングラム領に引き取り其処でまともな生活をさせれば、
地獄に仏で感謝されるし、帝国に対する信奉者を増やせますよ」

「なるほど、矯正区の凄ざまじい環境から出られればそうなりますね」
「そう言うことです、前回の俘虜は叛徒共に潜在的な不信感を与えました、
次回以降は本当に不審だけではなく危険をも与えかねない俘虜になると言う事ですよ」

まあ俘虜対策等は、
482年に亡命してくるはずの、リューネブルクに対するメッセージも込めてるようなもんだけどね。
本当はワルター・フォン・シェーンコップが超欲しいんだけどね、
シェーンコップは元々好きなキャラだし、
彼に護衛をして貰えば貞操の危機は有っても命の危機はほぼ無いからね。

あとはローゼンリッターごとスカウトしたいな、
ブルームハルトが赤毛の美人が札束持ってきたら寝返りたいと言ってたから、
そう言うシチュエーションを作ってやるかな。

「今回もご苦労様でした、お父様には私から伝えておきますね」

さて、明日は疾風が帰国だし、エヴァちゃんの出産もまもなくだから楽しみだね。
庭園も段々出来てきてるし、書道用具も出来てきた、来年も忙しくなるぞー。

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次回はこんにちは赤ちゃんです

増補です

「まあ今回は別にその
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