第一部 ケイオスクルセイダーズ
名状しがたい幕間の物語のようなもの
番外編.幻想郷の正月
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ある人じゃなかったですよ」
「それ、椛があんたにって」
「へ?椛が、ぐっ!ごふぁ!?」
「って、文!?文!」
文が血を吹いて倒れた。
まあ、やはり。上司の命を影ながら狙う椛なのでした。そして文が倒れたとき、椛が少し離れたところで不気味な笑みを浮かべていたとさ。チャンチャン。
これで最後だ!インディグ、コホン!幻想郷のどっか八雲家にて。
現在20:00。博麗神社の大宴会も宴もたけなわ。
「あけましておめでとうございます。紫様」
「ええ、おめでとう藍」
元旦の様式美をすませ、紫は屋敷の窓から身を乗り出し熱燗を取り出し一杯やりだした。
「それで?彼らの様子はどうなの?」
「はい、未だ大した動きも見せてないので、これといって大して問題視する必要もないかと」
「そう。‥‥‥‥‥あの二人がいい抑止力になっているのかしら」
紫の言うあの二人とはもちろん丞一と優作のことである。この二人が活躍して博麗の巫女と異変を解決したのもまたいい牽制となっていた。
「つかの間の平和を楽しみましょう。霊夢もそうだけど、他のみんなにも英気を養ってもらわなければならないもの」
「もうすぐ、祭りが始まるわ」
「藍しゃま、紫しゃまの言ってたことどういう意味」
「‥‥‥‥きっと私たちにもわからない何かをお考えになっているに違いない」
「(。・ω・。)グスン」
こうして、幻想郷の平和な元旦は過ぎていく。
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