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ジョジョの奇みょんな幻想郷
第一部 ケイオスクルセイダーズ
名状しがたい幕間の物語のようなもの
番外編.幻想郷の正月
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地霊殿。
「さとりさまー!あけましておめでとうございます!」
「おめでとうございます」
「あけましておめでとう。お燐、お空。あとこいし、能力使ってないで出てきなさい」
「あれー?何でわかっちゃうかな?あけましておめでとう!お姉ちゃん!」
「おめでとう。スタープラチナの視力を持ってすれば一発よ」
 さてさて、ここで一気に新顔を紹介していくとしよう。まず一人目は火焔猫(かえんびょう)(りん)。通称『お燐』。猫耳っ子で、火車という種族の妖怪で云わば死体泥棒だ。二人目は霊烏路(れいうじ)(うつほ)。通称『お空』。八咫烏である。本来ならば地獄烏という妖怪だったのにも関わらずどっかの山の駄神二柱が下手に力を与えなったらしい。そのせいで昔異変が起きたとか。
 そしてこの二人はさとりのペットであり主人のさとりのことを慕っている。
「「「‥‥‥」」」ワクワク
「‥‥‥無駄使いしないようにね」
 そういい、さとりは封筒を渡した。そう、お年玉だ。
「わーい!ありがとう!お姉ちゃん!」
「「ありがとうございます!」」
 いいのよ、と言うとさとりは一人出かける準備をした。
「じゃあ、早苗さんや丞一さんのところにいって手伝ってくるわね」
 さとりはジョジョ一部を読んでから人助けというものをするよう心がけるようにしていた。ジョナサンやジョージ一世に影響を受けたのだろう。まあ、実態はお人好しでも何でもないんだが。
 その日のさとりの足取りは軽やかだったとか。
(丞一さんとアニメ、いやジョジョ談義。いいですね。心躍ります)






 またかよとは言わせない、妖怪の山にて。
「スラスラスラスラ‥‥‥よし、終わったぁ〜」
 射名丸文は元旦号外の準備をしていた。そう、今日行われる博麗神社での大宴会のことだ。一年に一度の大イベント、これをネタにしない手はないと後は写真をはるだけにして、終わらせていた。文章?もちろん捏造ですよ?
「終わったってなにがよ?捏造新聞?」
「あやや、はたてじゃないですか。そっちはいいんですか?号外作らなくて」
「いや、まだ書くこと無いでしょ。あんたくらいよ。大宴会の号外をもう書いてるのなんて」
 姫海棠はたて。文と同じ鴉天狗でカメラを携帯の写メにしているあたり文より近代的になってる。文と同じく『花果子念報』という新聞を書いてる。
「はい、お茶」
「あ、どうもどうも」
「にしても、幻想郷も変わったけどあんたも変わったわよね。昔はもっとカリカリしてたのに」
「そうですかね?まあ、今の博麗の巫女が巫女ですし。世が世ですから」
「違いないわ」
 そういい、文はもらったお茶を一杯あおいだ。
「いやー、変わったと言えばあんたも変わったと思いますよ?まさか、人が原稿を上げた時に飲み物を渡すなんて配慮
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