第7話
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そっちに映ってるのか?」
エリオットの話を聞いた驚いたリィンはエリオットに確認した。
「うん、バッチリだよ。ひょっとしてまた背が伸びた?あ、そう言えば誕生日も近かったんじゃなかったっけ?」
「ああ、来月だが……ははっ……………」
「ふふっ…………」
その後リィンは久しぶりに話すかつての仲間との会話を懐かしみながら過ごした後、明日に備えて休み始めた。
4月16日、自由行動日――――
翌日、ブリーフィングの時間までリィンは町や分校を見回りながら生徒達の相談に乗ったり、町の人々に挨拶をしたりと、色々な事をして過ごしている内にブリーフィングの時間も近くなった為、分校の軍略会議室に向かい、ブリーフィングの時間が来るまで待ち始めているとミハイル、トワ、レン、ランディ、ランドロス、セレーネに加え、リアンヌ分校長も集まり―――定刻通り、午後3時にブリーフィングが始まるのだった。
PM3:10―――
〜第U分校・軍略会議室〜
「………………」
「えっと………?」
「もう時間は過ぎてますけど始めないんスか?」
定刻が過ぎてもミハイル少佐はブリーフィングを始めず黙り込み、その様子にトワは戸惑い、ランディはリアンヌ分校長に視線を向けて訊ねた。
「うふふ、”始めたくても始められない”のじゃないかしら?―――特に”特別カリキュラム”関連で。」
「え……それはどういう事なのでしょうか?」
意味ありげな笑みを浮かべてランディの疑問に対して答えたレンの推測を聞いたセレーネは不思議そうな表情でレンに訊ね
「レン達教官陣も、”特別カリキュラム”の事について何も知らされていないのよ?普段の授業の為にレン達がそれぞれ準備をするように、”特別カリキュラム”の為にも当然”準備”が必要のはずよ。なのに、その”準備”すらもできないようにレン達にも”特別カリキュラム”について知らされていない事を考えると、その”理由”について大体予想できるでしょう?」
「何らかの理由があって俺達にも黙っているか、分校長自身も”特別カリキュラム”について知らされていないかのどちらかという事か。」
「それは………」
「!……………(さすがは1年半前の内戦で自身が描いた結果へと導き、通商会議でも宰相閣下と共和国の大統領相手に互角以上に渡り合った”殲滅天使”か……それに”紅き暴君”も、豪快な性格とは裏腹に鋭い部分もあるな………)」
レンの推測に続くように不敵な笑みを浮かべて呟いたランドロスの推測を聞いたリィンは真剣な表情をし、レンとランドロスの推測が当たっている事に驚いたミハイル少佐は真剣な表情でレンとランドロスを見つめた。
「―――フフ、さすが
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