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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
第三十一話 つかの間の日常
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「またか・・・・・相変わらずだな前田は。」
「本当前田君は動物に懐かれないよね。ハハハハハ。」
「呑気に話してねぇで助けろよ!!!!」
馬に齧られながら神山達にそう叫ぶ前田”と呼ばれた金髪の生徒はそのまま馬に引き摺られて行ったのだった
「あ、あの・・・・・良いんですかアレ?あの人頭齧られた状態で引き摺られてっちゃったんですけど・・・・・・・」
「良いんだよ何時もの事だから。それはそうと兵藤君、何しに来たんだい?」
「ああ、知り合いとクラスメイトと先輩と後輩達とあちこち回ってるんだよ。」
「そうなんだ。でもだとしたら此処に来たのは無駄だったね。だってここらじゃ面白いモノや変わったモノなんて無いからね。」
『いや十分過ぎるぐらい変わってるよアンタら!!!!』
リアス達がそうツッコミを入れた後もゴリラやフレディやメカ沢等を目の当たりにリアスとアザゼルは頭が痛くなったのであった
-ハジケ王国-
そしてイッセー達は最後にハジケ王国へ赴いたのであった。この国はイッセー曰く国民全員がハジケてる幻の王国で国連にも加盟してるそうな。ちなみに入国するには審査でハジケてる事を認められないとならないのだが・・・・・・・兎に角凄かった。他の審査を受けた青年がバオーになって審査官を骨にして合格したりアザゼルが新たな黒歴史作ったりと審査だけでリアス達の心労は更に蓄積されたのだった
「此処に来るのも久しぶりだな。」
ハジケ王国の内部に入ったイッセーがそう呟く。イッセーから聞いた内容からかなり身構えていたリアス達だったが意外と普通の様子で拍子抜けしたのだった
「ねぇイッセー君、此処の人達全然ハジケてないけど本当に此処がハジケ王国なの?」
思わずそう尋ねるイリナ
「全くだ、外と大して変わらねえじゃねえか・・・・・・・・・・・・って何ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
イッセーにそう言いかけた瞬間、アザゼルはとんでもないものを発見してしまった。何と周りにいる国民全員が核マークが張られたスイッチを握っていたからだ
「おおおおおおおおおおおいイッセー!!!!どどどどどどどどうなってんだこの国!!!!!!?よよよよよよよよよよよく見ると全員核兵器のスイッチ持ってるじゃねえか!!!!!」
『ええええええええええええええええええ!!!!!!!?』
アザゼルの言葉に驚きの声を上げるリアス達
「大丈夫ですよアザゼルさん、押す事無いですから。」
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