正規空母・赤城の話
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赤城「アルマジロとか亀さんみたいですね」
飛龍「枕で耳まで塞いじゃってるし」
提督「若干涙目だし」
一同(可愛い)
瑞鶴「でも……夜の海に浮かぶ光の玉、ねぇ。誰か他に見た事ある?」
飛龍「どしたの蒼龍、顔色悪いよ?」
蒼龍「……私、見たことあるかも」
一同「え゛っ」
翔鶴「ど、どんな感じのでした?」
蒼龍「赤城さんが見たのは、黄色い奴だったんでしょ?でも、私が見たのは確か赤い奴だなぁ……同じ艦隊で出撃してた駆逐艦の娘……誰かは忘れちゃったけど、その娘も見たって言ってた」
提督「黄色と赤……色の違いに何か意味があるのか?」
加賀「蒼龍とその駆逐艦の娘に、何か共通点は無かったの?」
瑞鶴「お、加賀さん復活」
蒼龍「う〜ん…………あ!二人とも大破してた!それで急いで鎮守府に帰ろうとしてて」
提督「その道中で赤い玉を見た、と?」
蒼龍「」コクコク
翔鶴「大破……という事は、瀕死の重傷。つまりは死が身近にあった状況、という事でしょうか?」
赤城「なら、あの光の玉は……もしかして、死神?」
瑞鶴「でもさぁ、赤城さんは死にかけてもいないのに連れていかれそうになったんだよね?」
赤城「……もしかしたら、黄色い方は無差別なのかも」
加賀「お、恐ろしい話ね」ブルッ
提督「ま、お前らも気を付けろよ」
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