《第零巳》~プロローグ
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な事どうやって.....」
「おい。そこの君。君だよ。もう主導電源をいれたまえ。」
「承知しました」
又もやシカトである。
部下はあるレバーを引いた。レバーは何処だ?と辺りを見回した。
この時私は初めて、先程目視したあの大きなボンベに閉じ込められているのだと理解した。
「百聞は一見に然ずだ。信じない子には、是非を問わず早速、体験してもらう。」
激しく痛みを感じた。
「えっ!?ちょ!?マジ?それマジな奴?ウソっ?ちょ!?マジ冗談抜きで。えっ!?やめっ!?」
そして次の瞬間。
ヴウウウウウウウウウウウウン。とロケットが発射した時のような凄まじい爆音と共に、ジェットコースター落下時に起こるアレの十倍位苦しいものを感じた。
「さぁ颯図くん、行ってらっしゃい!」
いーってらっしゃい!!と部下達も口を揃え乍ら、手を振っている。
私は天井を突き破り、凄まじいスピードで上昇していた。嗚呼、ナニガナンダカ分からないーー!!!!
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颯図が行ってしまった後で暫く沈黙が続いた。
狩高見の部下一同は、主人の命令をまっている様子だ。
狩高見は一つ溜め池をつくと、パンパンッと手を叩いた。
「はい撤収!!本日はお疲れ様でしたー。」
狩高見の号令で、儀式は終了した。
★つづく★
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