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こんな夢はもう嫌だ!
こんな神様はもう嫌だ!
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[9] 最初
ステータスや弱点など様々な情報が得られるぞ。丁度ランク4だし。
「スキル作成」
そう叫ぶと俺の体が輝きだしたが、何も変化は無かった。
「なあ、本当にこれでスキルを作成出来たのか?」
「出来たわよ。試しに私に向かって強い思いを込めながら何か言ってごらん。」
「分かった。」
俺はラアナに向かって強い思いを込めながら叫んだ。
「ハッキング!」……
「どう?出来た?」
「ああ、成功した。」
「どうよ、私の強さは。まあ神様だから、超強いとは思うけど」
「えーっと。すごい!ステータスはほとんどトップクラス!……だが…」
「どうしたの?」
「………凶運度もトップクラスだ。おまけに知能が子ども以下だ……」
「えっ……??」
「まあ気にすんな他は、トップクラスだし」
「私って…神様なんだよね。神様の知能が子ども以下なんて……」
「まあまあそういうこともあるよ。ってか早く異世界にいかしてくれ」
とても落ち込んでるようだが、そんなに落ち込むことなのか?っていうか、自覚なかったんだ…
「わ、分かったわよ。じゃあ行きましょうか」
そう言ってさっきの落ち込んだ顔は嘘のように消え、笑顔になった。…それより何でこいつも行こうとしてんだ。
「ちょっと待てよ!何でお前までついてくるんだよ!」
「だって、神様としてあなたを異世界に導くんだからついて行って当然でしょ。それに神様の仕事も面倒くさくなったから異世界に遊びに行きたいの。」
「絶対、最後のことが本音だろ!俺こんな知能が子ども以下なやつ絶対連れて行きたくねーわ!」
「あー、今言っちゃいけないこと言った!もう許さない!力づくで言ってやるんだから!」
「ふざけんじゃねー!おっおい、やめろー!」
「もう遅いわよ。異世界へ召喚!」
すると、天井から渦が出てきて俺たちを吸い込んだ。そしてそのまま俺たちhw異世界へと連れて行かれた。もちろん、あいつも一緒に。ふざけんじゃねー!こいつのせいで胸踊る冒険が台無しになるじゃねーか!
俺はあのクソ神様に怒りながら叫んだ!
「こんな神様はもう嫌だーーー!」


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